西・・・②西が中央を生じる
相生という部分が宇宙の構造と一致していますが、方向が逆なので２番手です。
常に、剋か相生かが優先されます。
直訳すれば、家庭から何かにつけて助けられることが多いってことで、家庭を持つとその影響が大きいともいえます。
自然と一致しているという部分の解釈は、方向が逆でも、それによって自分の持っている本質は変化しないでいられるってことです。
この形は、「女性にとっては良好な型」といわれるもので、社会に出てからもなんとなく周囲から助けられ、自分を持ち上げてくれる人に出会うことになります。
常に助けられる運をもっています。
これは当たり外れではなく、この型なのに、生じられるどころか自分が苦労する家庭を作ってしまったら、どこかが根本的に違っているということです・・・とまぁ、思ってみることが占いを活かすコツです(^^)
占いが当たっているかどうかはともかく、まったく違った視点で人生を見直すことはとても有意義なことだと思います。算命学はその有力な視点の一つだと思います。
この矢印の結果は、現実横線に出るので、目に見えた形で現れます。
その意味ではわかりやすく、西に恵まれる分、東に向かって力を発揮できるようになります。
助けられることに安住するのではなく、そのエネルギーを別のところへ集中することです。
ちょっと横道にそれますが、では、四方向全てから生じられたら、どこへエネルギーを発揮すればいいんでしょうね？
自分自身が立派になる？ でも、北と東は剋線が自然ですから、北と東に関しては必ず苦労するのが自然の法則。そこで何かを学んで、自然に生きる道を体得するのでしょうかね・・・
疑問をもったら、脱線しても調べましょう＾＾
周囲が禄存星司禄星という分かりやすいのを調べたら、wikiのたっている俳優さんが一人ヒットしました。主星を変えれば、各パターンで誰か出てくると思いますが、松岡さんがぴったりだったので、この方の経歴をみてみます。出典はwikiです。
元俳優、モデル、ファッションデザイナー.
18歳の時にファッションモデルとしてデビュー。
1997年7月、タレントのYOUと結婚し、11月に長男が生まれる。
2005年、YOUと離婚。
2009年までは俳優としてテレビドラマ、映画、舞台などで活動をしていたが、その後はセレクトショップ「DrILL（ドリル）」を東京三宿にオープンし、その後自らがデザイナーを務めるファッションブランド「MASH」を立ち上げた。
2018年にはメイドインジャパンを基調とする新たなファッションブランド、「ARIGATO FAKKYU（アリガトファッキュ）」を立ち上げた。
静岡県伊豆市に活動の拠点を移す。
ネパールに活動の拠点を移す。
再び静岡県伊豆市に活動の拠点を移す。
一般女性と再婚し、4人の娘がいる。現在は、伊豆にある山の中で家族6人で生活している[1]。
最後の[1]をクリックしたら、次のような記事がありました。奥様のコメントです。
「電気はあって、電話線も通っていますが、なるべく便利なものには頼らないようにしているんです。ウチは“不便の中から楽しみを見つける”ということをやっています。食事は畑で作った野菜が中心で、肉はたまに買うくらい。そういったことを子どもたちには強要しているわけではなく、みんながおいしい、うれしいと思うから、この生活を続けているんです」
「主人は2か月に1回くらいしか、こちらには帰ってきません。生活が苦しくなって、今は横浜の飲食店で働いているんです。飲食店を何店舗かを経営している知り合いがいて、お世話になっています」
無理やり探したわけではなく、たまたま最初のパターンで見つかった人です。
時間ができたときに、いろいろ調べてみたいですね。
苦しくなると、知り合いが助けてくれるというのも星通りです。
恵まれる形は、自分に都合の良い生き方をしてしまうことが多いです。
その分、剋線の東（現実社会・仕事）と北（精神と目上）では苦労します。
僕も三方から生じられる命式で、人生2/3は好き勝手に生きてきました。
確かに、恵まれていました。助けも多かった。でも、現実（東）はダメでしたね。
目上の人から助けられますが、あまりいい関係は作れませんでした。
まさに、北と東で苦労しました。
精神に関しても、長い間、自分勝手な理屈を正論として、人の言うことに耳を貸さずに、今も名残は有りますが（笑）独断と偏見で生きてきました。
その結果、悲惨な現実が眼前しましたが、それでも救いの道が残されていたのか、算命学に出会うことができました。
松岡さんも生活が苦しいとありますが、年齢的にはむしろここからですよね。
自然に生きるということは単に不便な生活をするということでもないと思えるところがあります。まだ、先へと展開していくように思います。
僕も10年以上、占いよりもバイトの比重が大きかったのですが、妻子がなかったぶん、気は楽でしたね（20歳前に結婚は僕には無理だと思って、結婚しないことは決めていました）。
松岡さんの場合は、この子供たち（あるいは奥様）が自然に生きる（新しい人間の生き方を見出す）役割を果たしてくれるのかもしれません。
閑話休題。
西は人物の他に、過去という意味があります。過去における自分の体験や行動が、未来ではなく現在という時間の中で大いに活用できるという良さもあります。
ひとつ条件のようなものがあって、それは、身強ではない方がいいようです。
松岡さんも3-9-3と身弱のエネルギーです。
「自己の所有するエネルギーがもし大きすぎれば、逆効果も起きてきます。
エネルギーの小さな人ほど良好な結果を作りだすのであります」＜原典３巻＞
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