19位：高橋真麻（摂食障害）
「高橋真麻さんは、アナウンサーとして活躍し、俳優高橋英樹さんと元女優小林亜紀子さんの娘でもあり、鼻の穴が大きいのは母親似だそうです。鼻の特徴などをネット上で「ブサイク」「豚鼻」だとしてバッシングされたことがあり、そのストレスから摂食障害に陥って激痩せしてしまったと言われています」
これは一時的な事で、本人も激やせした時があったと語っています。理由があることですが、摂食障害ということではなく、環境の影響を受けやすい宿命という意味で観ていくことにします。
①庚申 金性の方三位
②貫索星石門星で62％（一人っ子）
③前剋（禄司）なし
④戊→庚辛→壬 という自分を中心の流れが90％（自己循環）
⑤北天運（剋線なし）
前剋（禄存星司禄星）は東に向かう現実前進力です。
〇〇なしには、どの場合も４つの特徴があります（”靑“流解釈です）。
①その星の働きが限られてくる
②その星の一つ手前で気が溜まる
③その星の一つ先に気が流れない
④その星が剋す星にその星の影響が入らない
②は金（自分）→水→×で壬の鳳閣星に気が溜まります。
ただ、鳳閣星は表の星には出ていません。蔵干の星。
表にない星は使えないわけではないですし、表の星に影響を与えています。
壬は日支にあります。六親法では「父親の星」彼女にとっては大切な星です。
庚（自分）→壬（父・鳳閣星）×←戊（母・龍高星）
スケールが大きい行動的な父を山のような存在感のある母が激剋。
父が小さいと争いになりますが、それを父が飲み込めば円満な夫婦は作れます。
二人（特に父）を自分（庚）が支えているという日常になります。
星でいうと、貫索星が鳳閣星へ流れ、龍高星が鳳閣星を激剋します。
こういうのは、星で考えてもわからないので、二連変化で解釈しています。
貫索星鳳閣星は、マイペースに自分の考えで生きていくことが基本です。
ただ、それを龍高星が激剋するので、穏やかなマイペースにはなりません。
子供時代なら、例えば、今日学校でこんなことがあったの（鳳閣星の観察）、それはね〇〇したほうがよかったわね（龍高星の改革）という具合に、自分の見た世界に母の考え方が加わる可能性が大きいです。
これは善悪ではなくて、そういう必要があって、自分にふさわしい龍高星母を得ていると考えます。
「無欲なら人望を得る」という部分、龍高星の激剋は自我を削ぐ働きはしてくれるでしょう。
で、鳳閣星で止まるということは、この鳳閣星は自分流の現実（東・外の現実）を含まないってことです。
純粋な観察力、龍高星の影響は受けますが、脱母で父よりの鳳閣星になれば、純度は高くなるでしょう。
高橋さんが報道（アナウンス）にこだわったのは、自分の現実感にとらわれることなく伝達ができるという、隠れた鳳閣星が動かしているのではと推測します。
もう一つ、鳳閣星の影響として、３年間も日の当たらない仕事に耐えてきたのは、一見龍高星の忍耐のようですが、龍高星の忍耐は自分が好きなことに対して発動するので、逆に、不本意な環境では続かないでしょう。
そこに鳳閣星が加わったからこそ、と思えます。
鳳閣星というと、のんびりマイペースですが、日干金性の鳳閣星は違います。
・自分でバランスをとる本性があって、周りに従う鳳閣星にはなりません。
・常に努力が前提にあります。鳳閣星の意味は努力の結果生まれます。
・努力している姿を人に見せることは好みません。自分との闘いがあります。
・表面は穏やかながら内面は金性特有の激しさを秘めています。
・冷静さを持ちながらも情には反応します。
・積極的にものごとに取り組む姿勢は常に持っています。
「当時は本当に華やかで、人気番組の「チノパン」を千野志麻さんがやられていて。その上に内田恭子さんがいらして、千野さんの下には高島彩さん、中野美奈子さんがいらして…とにかくキラキラだったので、それはもう圧倒されましたね。まぁ、周りのキラキラに関係なく、自分がイケてなかったと思うんですけれど…（笑）」
と自嘲気味に語っていますが、前回紹介したように、「人を見て嫉妬するということはなかったですね。誰かにネガティブな感情を抱くこともなかったですし。あくまで自分の中だけです」といっています。
これが隠れた原動力、金性の鳳閣星（自分でバランスをとる）の自分力（自分との闘い）だろうと思います。
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