これまでは、人間世界の自然の法則についてみてきました。

ただ、実際に生きているのは「人間」としてではなく、「個人」としてです。

算命学の占いもまた、個人がよりよく生きるように作られています。

 

理論はひとまずおいといて、これまで語ってきた「人間」「座」としての考え方から、それが占いとしてはどのようになっているのかを観ていこうと思います。

 

人間図の方は、中央に主星(月支の星)、東は年支の星、南は月干の星、北は年干の星、西は日支の星です。

星を五行に置き換えて、主星と各場所との相生相剋を出します。

 

人間A氏の主星は石門星だとします。東の星は司禄星。

石門星激剋司禄星となって、方向は主星から東です。

 

これを自然気図と比べます。自然では、中央は東から剋されることでした。

位置法では剋が一致していれば〇でしたが、実際の占いでは方向も加えます。

人間A氏の東の星は、「剋」は自然と同じですが、方向は逆です。

東との関係では、中剋←東がもっとも自然で、一番です。

剋を優先するので、A氏は2番目に自然に近いことになります。

比和(同質)は方向のない剋です。

それぞれの方角と中央の一致不一致を表にするとこのようになります。

それぞれに、占い用のコメントが付きます。

 

①から順番に自然から遠くなっているというニュアンスです。

これは①◎⑤×ではありません。みんな①なら成功者ってことでもないです。

右側のほうが人間的ということで、人間世界の成功者は右側の方がおおかったりもします。

宇宙(霊魂様)は特に人間の成功や幸福を望んでいるわけではないってことです。

 

ここでは、単に、占いの答えとしてはどこがポイントになっているかをみていくことにします。

 

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