21位:吉澤ひとみ(過食&拒食症)
 吉澤さんは元・モーニング娘。のアイドル。
「一時期、対人関係のストレスなどから体重が70 kgを超えてしまうなどの激太りが噂され、痛々しい姿を見せていました。これは拒食症ではなく過食症だったのではないかと囁かれていましたが、その後、卒業間近に弟が交通事故で死亡したことにより、精神的ショックから拒食症に陥ってしまったそうです」
本人発言ではなく、理由があってのことのようで、パスします。

20位:釈由美子(拒食症)
 
「釈由美子さんは、自身が摂食障害であったことを告白しています。
仕事によるストレスが尋常ではなかったそうで、仕事が終わると帰りにコンビニなどで、パンやスイーツなどを大量に買い込んでは泣きながら食べ、嘔吐していたと言います」

 

釈さんは、「釈ビューティー」というご自身の美容本の中で摂食障害のことを書かれていて、事実のようです。

 

①4つの土性がすべて牽牛星に流れ込む

②自我薄

③入力なし

④律音と夏の準方三位

⑤日居天中殺

⑥南天運(星がすべて現実星)

 

牽牛星は「協調性、責任感」など意味する言葉は立派なのですが、それが自分を苦しめることにもつながります。

 

特に、牽牛星にエネルギーが集中すると、責任感、役割意識が強くなります。

何かに対して忠誠心を発揮して、役に立っているという喜びが大切自分が興味のないことでも、それがやるべきことなら、やることができる。主体性は薄いが、責任感や達成への努力は惜しまない。まじめで責任感がある」

 

バランス感覚もあるので、これだけなら、むしろプラスに働くのでしょうが、禄存星の自己顕示欲が流れ込んできて、日支では司禄星(戊)→庚(牽牛星)と自分の現実認識が入り込んで、自分勝手に役割意識を作り上げてしまう構造があります。

 

また、牽牛星がない②自我薄(日干が他に陰陽ともになし)はふらふらして若い時は方向が定まらないのですが、主体性が薄くても動ける牽牛星に気が集まるのは、自我が方向を見つけて、よけいにそこに捉われるようになると思います。

 

司禄星→牽牛星は特に要注意です。自分都合の解釈で現実を評価して、それを自分に課せるようになります。

無意識な主観で司禄星(現実日常)が流れ込むので、人の言うことよりも自分の現実感を優先します。だからできることもあれば、思い込みが過ぎることもあります。

 

その時に、入力なしが災いして、常識的なコントロールをしないので、その時の思い込みで役割意識が稼働して、自分を直接打つことになります。

よく言えば責任感が強いのですが、勝手に作った自分像に自分を合わせようとします。自我薄だとよけいにそこにはまります。

 

 

拒食症にいたるような発言が番組やネットで取り上げられていました。

 

鏡も嫌いで、最低限のエチケットの部分はあるんですけど、よけてしまう。
自分と対峙したくないんですね。自分が映る瞬間が嫌なんですよ。自分の名前が聴こえると、悪口を言われていると思うんです
」<テレビ番組での発言>

撮影前は、太ることの恐怖からフリスクやミントのお菓子しか食べられなかった」<テレビ番組での発言>

『ゴジラ×メカゴジラ』の撮影時には、精神的なプレッシャーから体調を崩し、撮影の途中で倒れ、病院に点滴を打つために行き、現場に戻って撮影に臨むこともあった<Wikipedia>
 

過剰な責任感が被害妄想的に自分を襲う構図は、司禄星→牽牛星ではありうることで、通常は良くも悪くもわがままになるのですが、釈さんの場合は、自分を呪縛するような現実認識を自分に課せることになったようです。

 

普通なら、あきらめればいいのですが、そこに禄存星の自己顕示が入り込むので、認められたい、という意識の強さと、一方的にその時の現実に入り込んでしまう、極端さを生むのだと思います。

 

牽牛星の周りに「石門星、司禄星、牽牛星」のどれかがくっつくと、無自覚な自分の役割=正義を貫くような言動となって、周囲と乖離してしまう自分が作られていく危険があります。

 

=====================================