自然と人間の違いは、中央と各方向の相生相剋関係として現れます。
ただこれは、主役を木性(日干)にしたもので、実際の占い技術では、ここ(右の中央)には主星(または日干)が入ります。
陽占の五行が自然の五行とどう違っているのかによって、自然に生きられる部分と、生きられない部分を分けて、生きられない部分に問題が起こる可能性があると考えます。
宇宙空間と人間空間は陰陽の関係になっていて、陰陽説を適応すれば、二つの世界がイコールになるというのがこの占技の根拠です。
ということは、今年の6月6日に生まれた人は男でも女でも、社会生活は自然に過ごせるってことです。
占技的に答えにするとこうなりますが、これは人間ベースの答えで、霊魂ベースでは、喜怒哀楽がなくなることのほうに意味があります。
自然界と同じ気持ちというのは、うれしいとか悲しいとかいう感情起伏を越えた、淡々とした中庸の精神状態になることです。
ここでいう「無意識」は主観星の無意識(自我の自然体)とは違って、自我自体の人間的感受性が薄れることをいいます。
ひらたくいえば、宇宙と同じ流れをもつことは、人間的には苦労はなくなったとしても(実際はそうはいかないのですが・・・)まったく面白くない人生になるということです。
幸福を「喜楽」とするなら、算命学の自然を手本とする考え方は、そのためにはふさわしくないってことだと思います(^^)
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