25位:光宗薫(摂食障害)

 「光宗薫さんは、「神戸コレクションモデルオーディション」でグランプリを獲得し、元・AKB48のメンバーとして活躍してきました。
2017年9月21日に、自身のTwitter上で摂食障害・強迫性障害などの病気により芸能界の活動を休止することを発表しています」

 

 

①辰酉支合と申酉生年天中殺

②侮光する石門星と日月破

③禄存星中殺と車騎星中殺と日年半会

④丁丑(天庫星)

⑤母系霊魂の影響

 

侮光する石門星というのは、日干が丁(月)月干(もっとも目立つ場所)に丙(太陽)があって、その光で自分の輝きが目立たなくなることを言います。

 

これは物心つく頃から、感じるであろうことで、自分が目立たないといけないという無意識はずっとあったと思います。

 

もうひとつは、あすなろみたいに、いつか太陽になるという想いはあったでしょう。

石門星の場合、三種類あって、甲←乙(仲間を引き寄せる)、乙→甲(甲にからみついて生きる・ツタ類)、乙→甲(甲に変身する・女優的変身や役割のキャラ)です。

 

丁丙の場合は、侮光という言葉があるように、マイナスイメージが出てくるので、それを乗り越えることが生まれ持っての課題のようになります。

 

それで位相法が合法なら、努力すればイメージした自分の現実を作れるのですが、それが「破」ということも大きな問題です。

 

位相法の解釈通り「美にならない」をあてはめれば、丁が丙になろうと努力しても、丁が丙に変身しても(自分が太陽になっても)、それは美にならないってことです。

 

光宗さんは2011年にAKBに入って、すぐに派生ユニットからAKB48へと加入、すぐに脚光を浴びるようになります。

まさに、丁が丙へと変身できたかのようにです。

 

「2011年12月20日に開催された「AKB48紅白対抗歌合戦」では13期生として唯一の出演を果たした。劇場公演デビュー前から週刊誌の単独グラビアやCMに出演し、メディアなどで「異例の抜擢」と評されていた。2012年4月期のTBS系『ATARU』で連続ドラマに初出演。」<Wikipedia>

 

まさに太陽として輝いたすぐそのあとに、「破」が発動したかのように体調を崩します。

 

「体調不良のため、2012年8月に開催された『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』公演への参加を辞退した。またこの初日公演において、正規メンバーへの昇格並びに新体制移行後のチームKに配属される予定であることが発表されたが、同年10月24日にAKB48での活動を辞退することを発表した。光宗のKB48での活動はわずか10か月であった。」<Wikipedia>

 

「破」が体調不良をおこすわけではありませんが、侮光を越えて輝こうとする強い意欲と、前回書いた月年の天軸支合の強さが無理を誘発して、現実からリタイアするように仕組まれたかのごとくに、成功と挫折が組み合わさって実現されて行きます。

 

では、なぜこんな意地悪な仕掛けを与えられているのかですよね。

それは、おそらく、現実世界で太陽になることが目的ではないからでしょう。

 

命式中、丙丁は天干の二つにしかありません。

太陽は現実の世界の輝きではなく、精神世界で実現するもので、それは現実苦の向こうにしかないってことなのかなと思います。

 

申酉生年天中殺自体、最終的には南北の精神ラインへ向かうことになるので、その前に現実苦は必須です。

これから、新たな道が見えてくるのかもしれませんね。

 

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