25位:光宗薫(摂食障害)
「光宗薫さんは、「神戸コレクションモデルオーディション」でグランプリを獲得し、元・AKB48のメンバーとして活躍してきました。
2017年9月21日に、自身のTwitter上で摂食障害・強迫性障害などの病気により芸能界の活動を休止することを発表しています」
①辰酉支合と申酉生年天中殺
②侮光する石門星と日月破
③禄存星中殺と車騎星中殺と日年半会
④丁丑(天庫星)
⑤母系霊魂の影響
いくつか顕著な特徴がみられますが、それぞれのインパクトが強いです。
まるで一度挫折しなさいと言わんばかりの矛盾がそこには仕組まれています。
彼女が経験してきた苦労の数々は、必要悪的な意味合いが強いように思えてきます。
宿命を一言でいえば、呪縛性の強さがあちこちにあって、これが常に自分を追い込んで、自らが自らを苦しめていく構図が作られて行きます。
コントロールが難しい自分の問題をすり替えることの一つに、肉体現象(摂食障害)があるように思えます。
心のいら立ちを体で表現しているような感覚でしょうか。
光宗さんは、親の転勤のため小学3年生まで千葉県、広島県、神奈川県を転々とし、その後は大阪府で学生時代を過ごしています。
学校に馴染めなくて、「受験して唯一受かった高校に入ったものの、入学から一週間で通わなくなり、そのまま一学期で中退しました」(集英社オンライン・インタビュー)
インタビューの本人談では、中退後、メイドカフェでバイトをするうちに、モデルに採用され、同じ秋葉原に本拠地のあったAKB48のことを知り、応募したら合格、という流れでAKB48で活動するようになります。
それが2011年春ですが、翌年の秋には体調不良を理由にAKB48の引退を表明しています。そこでしばらく引きこもりの時期があったようです。
この時に、ほとんど外に出れなくて、日にちの感覚もわからなくなって、絵日記を始めたのをきっかけにボールペン画を描くようになりました。
これが個展を開くような才能にまで発展します。
必要悪といったことの一つです。
Tシャツにプリントして販売したり、画集も売られていました。
このあたりの多芸多才ぶりは、天庫星の脈絡のない能力の発揮です。
やりだすと止まらずに、プロに近いところまで上り詰めます。
支合や中殺は、こだわりが能力になればこうした精緻なデザインやいつまでも何かを探求する力になりますが、一方で、気が付かないうちに自分を限界まで追い込むようなところまで行ってしまうことがあります。
その後芸能活動を始めますが、2017年の時に再び体調不良を理由に活動を休止しています。
ざっと履歴を観ただけでも、生き難そうな様子を垣間見ることができます。
呪縛性の強い宿命をその一因として、考えていきたいと思います。
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