天極星を人間の人生におきかえると、肉体の静止、精神の異次元への出発です。

肉体の存在を亡くし精神あるいは霊魂のみが存在する世界。
 

死の直後の世界がエネルギーの姿です。

肉体が影響を及ぼせる現実の世界は先がありません。

霊魂も方向転換分離を始めるので、霊魂が現実に干渉することもできません。

 

無形の精神世界に対しては気が向かいますが、現実の世界に対しては環境のなされるがままになって、環境の影響を受容することで人生を作ります。

霊魂のほうは、時に霊感となって発動します。

 

天極星の能力や役割は、現実ではなく、無の世界のほうにあります。

「無」から発せられた夢を一つの形にすることに喜びを感じます。

それがお金になるならないは無関係です。社会的な影響も動機にはなりません。

 

技術、スピリチュアル、哲学、宗教、学問(医学、技術職、知的専門職)等の世界で
力を発揮します。
現実を考慮しないことがポイントです。

無形の世界の啓示を追求することに喜びを感じる星です。

 

現実は自分の思いとは関係なく、環境を受け入れることから始まります。

心の世界を一言で表現するとなすがままの心です。

受け身の形をとれれば、現実は生きやすくなります。

ある意味、現実はどうでもいいと思えれば、あるべき方向へと向かえます。

 

ただ若い時はどの星よりも陰転しやすいでしょう。

ただのお人好しになるには、時間はかかります。

 

反対の極には「天恍星」があります。同じ夢見る星ですが、有形の世界で発動されるので、天極星の本質とは離れてしまいます。

 

人間世界での陰転は、自我心が強くなって、現実の夢に向かうことになり、現象としては、自己主張であり、反抗心となって現れます。

 

霊魂主体で考えると、陰転の世界が生き場になります。

陰転するとエネルギーが内向して精神面の現象として現れ、夢多き心を作ります。

 

天恍星の夢を求める本性を無欲の非現実世界のエネルギーで実現させることができるようになれば、霊魂は生きやすくなるでしょう。

 

 

==================================

 

青龍館・青龍塾・エクセルクラブ      スピ算人生論 青い算命学