天胡星干支は全部で6つ。天干は精神干で地支は土性のない現実支。

このあたりそのまんまですね。精神性が高いエネルギーだけど、現実味もあるけれど、土性現実ほどの安定感はまったくない・・・

 

裏干支は逆の構成ですが、星はすべて客観星で、貫索星以外の4つが分散します。

一気は龍高星が3つと車騎星。規格外の創造力のある知性の発揮です。

 

あたらしい何かをクリエイトする役割ですが、禄存星・車騎星の剋線が組み込まれているので、現実世界において人の役に立つことに使われます。

 

客観性が全部なので、個人的無意識の入り込む余地はなくて、非現実的エネルギーであっても、勝手な妄想にはならない仕組みがあります。

 

干支意味の中でも天胡星に近いコメントを拾ってみます。

紫字は霊魂の説明に使えそうな部分ですが、そういう前提で書かれていないので、ぴったりくるのはないですね。

 

4・丁卯 龍高星
集団の中でもひとり違った感受性になり、孤独を感じやすくなる。
精神性が強く、自分を芸術、学問などを通して間接的に表現するようになる。そうした方面の才能も豊か。
無形、無限の気を有しながらも、有形の理想を求めるところに精神の葛藤が起きて、それが発明発見などの創造の世界で新たなものを生じるエネルギーになる。

自分の理想とロマンが行動の原点になり、夢追い人で休まるときがない。

10・癸酉 龍高星
知が勝っているので、創造性や批判力は強い。現実面では知性に見合った場面をなかなか得にくい。
感性は相当豊かで、あるとき突然に何かひらめくことがある。
思考力は多面で進取の気に富み、発明発見、アイデアなどの世界で才を発揮する。
縁の下の力持ちの運勢なので、世の中の主流にはなりにくい。


子供の頃から記憶力が抜群、素直な性格を持った「いい子」になる。
長ずるに連れ信仰心が厚くなる。晩年は宗教により近づいた生活を送って充実感を得る。


16・己卯    車騎星
常に新しい目的に向かって行動を開始する。
自分で事を興すが、自分の為ではなくて後続者のためにやる。動乱期に強く、平穏なときには縁の下の力持ちが似合う。
女性は普段は夫に寄りかかるも、いざとなると夫を助け窮地を乗り切る知性と才覚を持つ。

何事も「信じる」ことから人生が動いていく。

33・丙申    鳳閣星 車騎星 禄存星
商売をすれば資本なしでも大きな財を手に入れることがある。独特の発想を持ち、それが人生にも反映する。
努力家で夢の実現に向かって進も、直感力に頼りすぎると、地道さを欠くことも。お人好しで純粋な一面もある。

人間性は純粋、少年、少女の面影を残すが、それが自分の地位を自ら崩す源にもなりえる。そのために人生の師を持つことが肝要。
無から何かを作り出す能力がある。感受性が強く夢想や空想の世界に遊ぶのが好き。文学方面に進むと生来の才能を十分に発揮できる。
幼い頃から珍しい世界への夢を抱かせ独自の発想をする子供に育つと、より大きな運を開く。


39・壬寅 車騎星 禄存星 鳳閣星
技術、芸術の世界にあって創意工夫にすぐれる。音楽などの芸術的な才能もあり、その方面での成功もできる。
開拓者的な要素をもつので、伝統の中にいると真の満足を得られない。

改革と改良の世界において、真の技量を発揮し、祖国の外にあって安住の地となる
集団の中で単独行動をしがち。

感性は鋭く、直感的な判断と解釈には天分がある。現実的な立場に立脚しながらも、精神世界への興味も豊かで、その世界で自分を美化するようになる。
表面はのんびりとおとなしく見えるが内面はアクティブ、直感力が鋭く、夢を追いかけて生きるタイプ。


45・戊申 貫索星 禄存星 鳳閣星    
何事も無理をせず自然の機が到来するまで待つことが本質。人生をあまり急がない。
その時々の社会や時代の動きをいち早く看破して自分の人生に取り入れていく才覚がある。現実優先の考え方で物事を論理的に把握することもうまい。
目前に敵を向かえたときの頭の回転は抜群。

自分が求めなくても、自然に人の長になったり中心的な位置を占めるようになり、信望は厚くなる。

 

 

丙申・丁卯という火性の二干支がもっとも天胡星らしいコメントが並びます。

他の干支もそれなりの創造性は語られていますが、現実味の方が強くなって、時間を越えてというニュアンスはそれほどありません。

 

己卯は車騎星1気のせいでしょうか、庶民性と人情の干支になっています。

干支によっては、従星の影響を多く解説しているところもあるのですが、いろいろな見方によって、構成されているので、部分的なピックアップになります。

 

 

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