29位:Cocco(拒食症)
『Coccoさんは、女性シンガーソングライターで、その他にも女優や絵本作家、エッセイスト、小説家など幅広く活躍されています。
Coccoさんも、様々な精神疾患に悩まされていたそうで、摂食障害で拒食症となった背景には、家庭環境が原因とも言われていました』
牽牛星の42%が目立つのですが、これまで摂食障害9人では、牽牛星が目立った人はレディー・ガガとプレスリーくらい。他は牽牛星がない人の方が多かったです。
①天報星
②申酉天中殺 日干→月支、日干暗合辛
③干合過多+地支に火性なし
④日年 大半会+牽牛星
⑤社会に破、家庭に合
すいません;(><); Coccoさんの干合はこの二つだけでした。間違えてました。
干合は虚気の表出ですから、霊魂に呼び出し機能といってもいいでしょう。
占いでも、影星とか、大運での危機を救う先祖霊の呼び出しとか、霊魂と干合暗合は切れないつながりがあると思っています。
これまでも摂食障害と干合の関係はみてとれました。
これまでCoccoさんをいれて10人の人を観てきましたが、半分の5人が二つ以上の干合を持っていました。
干合が変化すると、知らない間に、自分の構造が入れ替わることになるので、不安定さが増し、それが危機感覚を誘発して、二重三重と干合変化の連鎖が起こる可能性があります。精神を安定させるために、肉体へと方向を転嫁する。
あるいは、霊魂が何かを知らしめるために、干合によって顔を出し、仕掛けを作っているのかもしれませんが・・・
Coccoさんは、日月と月年に干合があります。
干合は地支の位相法や星と連動すると考えています。
日月の場合なら、支合を成立させるために、干合変化を起こすことがあります。
子丑の水性支合ですから、牽牛星。自尊心を保つため、または思い通りの結果を出したいとき、日月の変化が起こります。
この変化では日干が丙(自分)から壬(別人)へと変化し、42%という重い自尊心を激減させて、ゼロだった石門星自我(応援してくれる自我)を50%も出現させます。
また、2割強の司禄星(現実引力・愛情執着)を禄存星に替えます。
牽牛星司禄星という、自分に密着している主観星を禄存星車騎星という客観星に替えて、身軽になった感があります。これによって、支合させやすくする作用です。
同時に、仲間を総動員して(現実の仲間とは限らず、応援自我の拡大)自分を守る力を強めます。
牽牛星減、石門星増をみると、アバウトに考えて、プライドを捨てて、身を守る、という作用とみることもできます。
月年の干合変化は、自分とは別に、仕事能力や問題解決のための干合です。
司禄星、貫索星という天干星が牽牛星車騎星に変化します。
これははっきりと、自分で使っていた機能を社会的に使うということで、頻繁に起こっている変化のように思います。
自我と自分現実が減って、役割意識と闘争心が増えて、はっきり役割を果たすための干合と見て取れます。
精神的な問題としては、最初の日月の干合による大きな変化が最大の要因で、霊魂的な意味では、母系祖母の霊魂が守ってくれているという形になっています。
霊魂の場合は、原則、本来の正干で取るので、母系祖母ですが、実干でとると(祖父が健在の間は)、縁の有った父系祖父という見方もできるかもしれません。
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