天禄星ー壮年の時代 壮年とは、辞書的には「心身ともに成熟して働き盛りの年ごろ」です。

 

 

算命学的には「家庭をもち人の子の親となり、加えて年老いた両親を背負い、人生の荷物も多く役割も重くなった時で壮年期といえる頃です。おおかたの人達が安全、安定を第一に心がける時期であります」となります。

 

天南星の怒りの時代から天禄星は飛躍が大きいですが、荒波を経験して、バランスのとれた安定世界を構築できる年代です。

 

環境を含めて、自分と自分に属する人たちを抱えて、自力で世界を作って行きます。

グレーと白の比率はそのまま精神と現実の比率にも置き換えられます。

現実を守る本能が強まり、精神よりも生存が優先されます。

 

安定=中庸で、偏りを嫌いバランスのとれた生活を構築します。

必然的に、自分が守るエリア(世界)と外の世界という区分が生まれて、機軸は常に内側です。

 

言葉にすると、「物事に対し沈着、冷静、その行動は静かな動きをし、的確な洞察力と観察力を持つ。人生に対する速度は遅く、何事においても用心深く慎重になる。」
 

天禄星を持っていれば、人生安泰と思えるようなコメントです。

スケールはでませんが、人生を考えれば、無事これ名馬、大成よりも中成でも問題がない人生を良しとするのは人間としての常でしょう。

 

 

ところが・・・ここに霊魂主役説を想定すると、片隅に追いやられた霊魂の不満は、天禄星をもって最大に近づいていることになります。

 

安全安定の天禄星が、思わぬ落とし穴に落ちる例は枚挙にいとまがありません。

あ、そういえば、裁判中の松本人志さんも天禄星でしたね・・・

そういえば、不倫で定年離婚した今は亡き僕の長兄も天禄星でした・・・(T_T)

 

 きょうはこれで終わります。

 

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