30位:レディー・ガガ(過食嘔吐)
レディー・ガガ(英: Lady Gaga)の名で知られるアメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優、実業家、慈善家。
『「高校時代は吐いてばかりだった。わたしだって自分に自信を持っていないの。細いバレリーナみたいになりたかったんだけど、毎晩食卓にミートボールが出るイタリア系の豊満な体をした女の子だった」と告白』<ステージスピーチで>
①日干支・辛未(内次元 牽牛星)
②日月・大半会
③出力(鳳閣星調舒星)なし
④天干二重干合
⑤東天運
①内次元 牽牛星
気が付いたことがあったので、もう少し次元の話を続けます。
禄存星(陽土)→牽牛星(陰金)→龍高星(陽水)
十二大従星の陰転陽転で、反対の星に霊魂が宿るみたいな仮説を得たのですが、これを十大主星でもやれないかとひらめいて、試しているのですが、この次元が上がる形もそれがあることに気が付きました。
次元が上がる星の始まりと終わりに、この十大主星の激剋関係が成立しています。
禄存星激剋龍高星。次元が成立するということは、この3つの星が宿命の中、または、運勢と宿命の関係にあるということですから、両サイドの激剋関係が成立する星群ということです。
禄存星激剋龍高星。定義的には、剋される方の星が肉体と同じです。
龍高星というシステムを借りて禄存星の霊魂を燃焼する。
禄存星が主役の霊魂を考えると、奉仕の精神ともうひとつ、霊魂顕示欲を充たす、というのもいれたくなります。
この場合は魄的禄存星ですが、霊魂なりの自己顕示欲があってもそれは今生での役割の一つと考えることもできます。
そして、これを可能にするのが、間に入る次元が上がった牽牛星。
人間社会に誇示する自尊心ではなく、霊魂の持つ自然な尊厳。
それがあるために、既存にとらわれない、なおかつ、自信に満ちた自己顕示が可能になります。
ひどいいじめや屈辱は、人間界の自尊心を削ぐことに十分役立ったはずです。
心を病んだり、過食といった身体をいじめる痛みもありましたが、その結果得たものは、真の自尊心における、脱既存的(改革龍高星的)霊魂顕示(現象的には自己顕示)でした。
『2005年、19歳でデフ・ジャム・レコーディングスと契約。同じころ、親元を離れストリッパーとして人気を博し始める。ストリップクラブで働くことは本人曰く「裕福なイタリア系の家庭の出では珍しいこと」で、そこではステージでヘアスプレイに火をつけて、狂ったように踊ったという。家族の助けなしに生活することで自由を実感したものの、家族は認めてくれなかった』<画像、文章ともWikipediaより>
両家のお嬢様で、ジュリアードに合格する才能を持ち、上流階級が行く、聖心女子学院へ進学した人が、ストリップクラブで働く。これが次元が上がった牽牛星の姿だと思います。
イジメられたり、悪口を言われたときに、相手に向かって怒ったり、反論したり、攻撃したり、これは低次元の牽牛星のやることです。プライドの誇示を外に向けることは下位の牽牛星。
『自分自身に欠点なり悪い面があれば、心から頭を下げ、手をついて相手の批判を受けることこそ自尊心なのであります。自尊心の真の姿は己の心に対しての正直さであるといえます』<原典4巻より>
お嬢様学校で、ここはあんたが来るところではないといういじめを受けて、退学して、ストリップクラブに入る。
苦悶の末、自分の内なる(霊魂の)声に従って、まず、そこがストリップという世界だったということで、そこで、龍高星を器にした禄存星を発揮できれば、真に次元があがった牽牛星が生まれるのだと思います。
人間世界の価値観、お嬢様vsストリッパーにおいて、それを同等にするのが次元を上げた霊魂です。ストリップで脱いだのは、つまらない人間世界の価値観や善悪の概念です。
そうして次元を上げた牽牛星を支える霊魂禄存星は役割を果たすために、まず、引力を発揮することになります。
それが、ガガの音楽であり、それと同等のステージ衣装であり、ヘアースタイルであり、奇抜なパフォーマンスです。
・衣装、ステージ、ヘアスタイルなどの多くに関わる専門的チームを持っている。
・彼女は6つのタトゥーをいれていることが確認されている。
・左腕には詩人のライナー・マリア・リルケの詩が引用されている。
・左肩に「TOKYO LOVE」というタトゥーが入っている。
・彼女の髪型は服やメイク同様に多彩で、頻繁に変化する。
それを自身の尊厳とすることで、龍高星の既存を変える力も真実味を得るという流れが生まれます。
余談ですが、牽牛星があろうとなかとうと、次元構成が出来ようが出来まいが、外からの圧力や批判や嫌がらせや、もろもろを外へ跳ね返すのではなく、内へ向けるのはもしかしたら、最高の生きる極意かもしれません。
ガガ方式と名付けたいくらいに、レディー・ガガさんに心酔します。
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