30位:レディー・ガガ(過食嘔吐)
 レディー・ガガ(英: Lady Gaga)の名で知られるアメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優、実業家、慈善家。

 

『「高校時代は吐いてばかりだった。わたしだって自分に自信を持っていないの。細いバレリーナみたいになりたかったんだけど、毎晩食卓にミートボールが出るイタリア系の豊満な体をした女の子だった」と告白』<ステージスピーチで>

 

『革新的なダンス音楽と、並外れた歌唱力、そして独特のファッションやパフォーマンスの数々で世界的な人気を博し、史上最も売れたアーティストの一人となった。これまでにグラミー賞を13回受賞。シングルとアルバムの世界総売り上げは1億7,000万枚以上。2010年代に入ってからは女優としても大きな成功を収めている。またジェンダー差別やいじめの撲滅に向けた運動を展開するなど、活発に社会貢献活動を行っている』<Wikipediaより>

 

①日干支・辛未(内次元 牽牛星)

②日年・大半会

③出力(鳳閣星調舒星)なし

④天干二重干合

⑤東天運

 

①日干支・辛未

辛未は、もともと品性を持って戦う力がある干支です。

その次元を上げて、レディー・ガガは、辛未を何倍の強さにしたような生き方をしているように思います。

 

「何事においても形を重んじ、自分の気持ちを現実の形にすることで安住を保つことができる。その根源には自尊心と自負心がある。常に上を目指すので現実的になっていくが、底辺には豊かな精神世界がある」<辛未干支意味>

 

この干支は素直で正直なのですが、人を頼れずに、克己力のようなもので困難を乗り越えていくところがあって、内側の傷つきやすい繊細な宝石の部分が伝わり難く、損をしている部分があります。自己表現の不器用さが顕著です。

 

辛未が持つ自尊心と内次元で上昇する牽牛星とは、見事にマッチするところで、この次元が上がった牽牛星(禄存星(土陽)→牽牛星(金陰)→龍高星(水陽))がレディー・ガガを象徴していると思えます。

 

牽牛星の次元上昇では、「真の自尊心」が生まれます。

霊魂の働きの一つが早い時期に稼働する可能性です。

 

これは決して、人間の名誉が上がるとか名を成すとか、そういうことではありません。魂の自尊心。

 

レディー・ガガについては名前を聞いたことがある、というレベルで、ほとんど知らなかったのですが、ざっとネットサーフィンをしたところ、「人間の尊厳」というキーワードが浮かびました。

ただものではないなぁという印象です。

 

それで宿命を観た所、該当するのは、辛未と次元しかなかったので、これを真っ先に取り上げました。

 

「人間の尊厳」が浮かんだのは、彼女の成長過程において、これを損なうような出来事が随所で起こっていたためです。

 

『「パパ、なんでいつもこんなに食べさせるの? わたしはやせなきゃいけないのに」って言うと、「いいからスパゲティを食べなさい」って言われたわ。大変だというのは理解できる。でも、誰かに相談しないとダメ」と摂食障害で苦しんでいる若い女の子たちに呼びかけた』<ステージスピーチで>

彼女の命式では、父親の干(水性)がありません。

その場合は、父の場所である年干(丙)を父干とします。

 

これを父縁薄いと判断はできません。本意は、〇〇という名前の個人的、人格的な存在ではなく、父の場所に厳然と位置している人物という必要性があるためです。

父干があっても、母の場所や心の中や、弱い場所にあって、父としての強さを示せないよりは、父の場所にある父らしい父であることを必要とするという意味が父の干を持たない宿命の理由と、解釈しています。

 

レディー・ガガの父は、wikiでは、「イタリア系アメリカ人でインターネット企業の実業家」と紹介されていて、その後は飲食店経営など実業家として名を成した人で、レディー・ガガは裕福な家庭で、箱入り娘として育てられました。

 

『4歳からピアノの習得を開始。父親が初めて聴かせてくれたスティーヴィー・ワンダーやブルース・スプリングスティーンの曲などをピアノで練習するようになる。多くの有名アーティストを手がけた先生から手ほどきを受け、13歳になる頃にはピアノ・バラードを初めて作曲する』

 

父とは干合して、実際にも仲がよいようです。それだけに逆らうことはなく、子供時代は言われるままに食べて太った少女で、それがコンプレックスだったようです。

 

 

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