31位:小島慶子(過食嘔吐)
 「10代半ばから30歳頃まで摂食障害で過食嘔吐を繰り返していた。40歳を過ぎてから軽度のADHD(注意欠如・多動症)」とコメントしています。

 

小島さんは、元アナウンサー、タレント、エッセイスト、ラジオパーソナリティ。

東京大学大学院情報学環客員研究員、という経歴を持っています。

 

 

①子丑生年中殺

②両親透干 父中殺 丁(龍高星母)に囲まれている。

③月年、日年の害

④日月の比和 天南星×2

⑤西天運 司禄星中殺 禄存星中殺

 

<文中『 』は日経xwoman 連載「小島慶子のDUALな本音」より引用>

 

⑤西天運 司禄星中殺 禄存星中殺

才能占技の天運の分類や星と場所の関係での占技は、人間ベースでは単にパターン化された技術で、信憑性はそれほどなかったのですが、霊魂主役という観点にすると、当たり外れではない、別の側面からの見方ができて、俄然興味がわいてきました。

 

 

西天運とは、横線が全部現実で南北どちからに精神星が入っているパターンです。

現実世界がベースになりますが、現実が目的ではなく、そこで精神世界を展開することが到達点です。

学問の場合、単なる学者ではなく、大衆の中に浸透するような現実味のある「なんらかの精神」を世に広める役割です。

 

職業の具体例は人間ベースなので、もっと広義に置き換える必要があるように思います。中殺も考慮されていないので、このあたりも解釈に加えたいです。

 

 

小島さんは、2010年にTBSを退社し、フリーになってから、たくさんの本を上梓しています。

タイトルからの想像やネット情報では、概ねは、自分の経験(現実)をベースに、そこから身に着けた精神論や生き方、を書いています。西天運的です。

 

特に女性へのこだわりも強く、「女子アナ」という言葉に反発したり、女性としての生き方への提言も多く見られます。

北天運なら、「人間」でくくれるところを、生身(現実)で体験してきた「女」から発生するところが西天運らしさであり、また、役割でもあります。

 

西天運の司禄星才能では、「知的な主婦」という言葉で生き方が示されています。

小島さんは28歳のとき、テレビ番組制作会社のディレクターと結婚。30歳で長男を出産。産休が明けるとすぐに仕事復帰し、33歳で次男を出産して、その時も産休後に仕事復帰しています。

知的な主婦を地で行っています。

 

司禄星中殺らしく、結婚生活は不安定、離婚を視野に入れた話し合いを繰り返し、今現在、離婚はしない方向へと向かっているようです。

これがもし、北天運の司禄星中殺なら、離婚していたのではとも思います。

西天運は、そのくらい現実を離れられないところがあって、逆にそれが足かせとなって、苦しむことがあるのですが、それが霊魂的には必要な苦しみで、その意味では、「魄」の解脱のための天運とも言えます。

 

 

私的推論で西天運の霊魂をパターン化したものです。

実際は北天運も魂と魄の混合なのですが、現実への傾斜度が異なって、それゆえに、魄的霊魂の燃焼がしやすいとの推論です。

 

こうした私見では算命学を名乗れないのですが、霊魂占いの実験的推論と思ってください。

 

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