他のサイトの力を借りて、誕生日から干支を出すところまでやりました。
干支は常に蔵干も含めて書くようにしてください。
この3つの干支図のことを「命式」「宿命」と呼びます。
どちらでもいいのですが、命式と呼ぶ場合はこの式について、という意味ですが、宿命と呼ぶ場合は内容的、意味的な事も含んで総合的な呼び方です。
命式はできれば干支番号も込みで覚えた方がいいです。
60干支をグループ分けする方法があるのですが、その時に番号が役に立ちます。
次にそれぞれの干、支、蔵干(ここでは二十八元は長いので^^蔵干と呼びます)、の位置と名称を覚えてください。
日干・これが自分自身を表す主なる気です。呼び方は「日干」です。
主精、主気などと呼ぶこともありますが、ここでは「日干」に統一します。
月干・年干、この二つと日干は下の蔵干とは明確に異なる働きをするので、この名称で覚えてください。「月干は乙です」「年干の癸は」というような言い方をします。
3つの支は、生れた年月日の空間の位置を示す標号で、一般的には、「時間」「季節」のことで、それぞれ、左から日支、月支、年支です。
蔵干は、その季節(時間)を構成する支の中に入っている気(空間)です。
それで、「気」と呼んでいる10の干は地上に降りた「霊魂」のことです。
これがとても大事なところです。
人間が生まれた瞬間は、「無から有への転生の時」となっています。
「無」というのはみえない神の世界のことです。だから誕生日に備わった10の干は「神からの遺産」という言い方をされています。
僕たちは神の世界の一部を具現しているってことです。
それをどうしようと人間の勝手なのですが、できれば自分勝手ではない生き方をしたいですよね。
そのため(霊魂の意志に沿った生き方をするため)に算命学があるといっても過言ではないでしょう。
始めに、人間は肉体と霊魂から出来ているといいましたが、これを置き換えると、人間は10の干(霊魂)と3つの支(入れ物・肉体)からできているってことです。
それを図示したのが生まれた年月日から算出された命式です。
たったこれだけのことなのですが、ここから膨大な算命理論が生まれています。
それを占いで使う準備段階として、この命式の持つ意味を多方面から理解する必要があります。
6つの場所(日干・月干・年干・日支・月支・年支)は様々な人間世界の要素を示しています。
それがわからないと、多様性のある算命理論についていけなくなるので、まず最初に6つの場所の持つ特性を知ることから始めましょう。
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