正体不明の「混沌」から神の世界が生まれ、そこから五行(自然の法則)が生まれ、宇宙が生まれ、地球が生まれ、そこに時間の法則が加わって人間が存在する世界が始まりました。
(--)/質問。地球以外の星だって存在ですよね。前回、12支(時間)は人間と他の空間で存在を作っているって習いましたけど、宇宙に存在するものも人間が作っているんですか。12支で成り立つ時間のようには思えないのですが・・・
算命学では宇宙や人間以外の「存在」は既成の事実として位置されているように思います。元素は空間なので、それも人間にとっての宇宙として考えれば12支時間の延長線上と思えなくはないですが、実際問題としては、人間存在以前にも宇宙があったことは算命学でもそうですし、科学的なことですから、時間にこだわれば、12支以外の時間を設定する必要はあるように思います。
これは私が考えた勝手理論ですが、道と神の間にすべてを包括する宇宙時間があって、そこに入れ子として人間時間があると設定してみました。
唯一の根拠は、原典にあった、空間と空間を結んで存在を生むものが時間という考え方です。
道と名付けられた混沌の世界と神とを二つの空間に見立てて、そこに宇宙時間を想定すれば宇宙という存在が生じる可能性はあるように思います。
センセ、それは後で二人でやってくださいな。せっかく覚えた10干と12支の先へ進みましょう。
まず、前回の十字図ですが、これを五行の方向へと矢印をつけます。
木→火→土→金→水 の進行は青い矢印になります。
この十字図は人間の世界の在り方(立体五行)を平面的に示したものです。
十字の二つの道を人は歩みます。それが人生ってことです。
この青い矢印は、人生における五行の進み方です。
ひとつ図にはみえませんが、中央から天に向かってもう一本矢印があります。
それが天上の五行と神へとつながっています。
で、地上に降りた五行は、人間を作ることになるのですが、その五行のことを「魂(霊魂)」と呼んでいます。
算命学では、あまり霊魂という言葉を使いたくないのでしょう「精神」と同義語として使われています。でも、要所要所では「霊魂」とはっきり明記されています。
スピ算では霊魂と精神は分けて考えたいと思っています。
人間というのは、五行の集合体である霊魂と実在を作る肉体(時間)の二つから出来ていることになります。
算命学的にいうと、十字架の横線が人間時間の道で、縦線は霊魂(または精神)が歩む道です。まずは、この違いをはっきり頭に入れてください。
そしてもうひとつ、霊魂には陰陽があって、それが青と水色の二つです。一つは人間と密着していて(水色)、もうひとつは人間とは別の空間を行きます(青色)。
その違いや内容は、徐々に明らかにしていきますので、まずは、人間の大まかな構造と人生の仕組みの外観を知ってください。
そうですか・・・ではこの図については、次回もう一度説明しますね。
できるだけ、わかりやすく(^^)
==================================