44丁未

天頂地支+西方干支です。

 

西方干支は『性は剛、質は美なり。大義をもって勇、義なきは蛮勇とする』で、純粋で一本気な性質が役割に入り込み、美を生むか身勝手になるか揺れ動きます。

天頂地支は、本質を「心」と考え、その役目は、無限に広がる精神の高まりを目指すものです。自分の心の世界を生きて、精神活動や修養したものを後世に伝えます。

 

天頂支と西方干の質の違いが大きいせいか、このグループはほんとに特徴がつかみにくいです。丁未も然り。

 

天南星のまっすぐで強いエネルギーで、貫索星龍高星というこだわりの星が燃えることを考えると、強い自我を感じるのですが、絵面にもありますが、丁火とヒツジの組み合わせで、本元に鳳閣星を置くことで、この干支は複雑な人間性を持つことになり、ある意味ではその人間性が魅力&能力になる干支です。

 

 

一様に穏やかな、とはいきませんが、本元に鳳閣星を持つと、バランス感覚の良さはどの干支にもそなわります。

鳳閣星にはさまざまな意味があって、例えば、自然体は算命学の目指すところでもあり、観察力は冷静に現実を見つめる余裕を生んで、どれも、人間的な魅力につながる奥深い星です。

 

本元鳳閣星は丁未の大きな特徴で、これが天南星龍高星貫索星という身勝手に走りそうな星を留めています。

 

性格は冷静な情愛をもち、一方に偏することが少ない。短期間で事を成すエネルギーがなく、何事においても長い時間との勝負である』

 

逆にいうと、丁未はあせったり短気は間違いの元ってことです。

 

 

基本は鳳閣星のバランスが支えです。穏やかな環境なら龍高星貫索星も学問や芸術へ向けて創造力を発揮します。

ただ、ひとたびことが起こると、冷静さを保ちながらも、天南星の怒りに火がついて最善な方法を模索しながら、自分の意志を貫いて行きます。

 

といっても、天南星龍高星というほど強い勢いはでません。冷静な改革力。

 

世の中の動乱期に弱く、動乱が過ぎて平和期へ向かおうとする途中において最大のエネルギーを発揮するものである

 

地支鳳閣星干支には、土性(季節をつなぐ役割)が4つすべて入っています。

丁未の星やエネルギーはこのつなぎ役をあてはめると、それぞれの意味が輝くように思えます。

 

 

時代と時代のつなぎ目に自己の役目を発揮する場所があたえられる

 

本性的にこうした役割があるために、情的でありながらそこに傾斜しきれない丁未の苦悩もあります。

冷静なバランス感覚が、どことなく冷めた理論化のようにみられます。

 

『精神的なものを欲求する傾向は充分にもつが、往々にして現実面にふりまわされ、他人の言葉によって心の動きが大きい』

 

いろいろなことを考えすぎて、人の言動に影響されてしまうという、バランスが仇になるようなことも起こります。

これはどの本元鳳閣星にも言えます。また、どの日干丁にもいえます。

見かけの余裕の裏で見えない苦悩を抱えていたりもします。

 

そのために、役割を生きぬくためには、一つのことに絞ってわき目もふらずに前進するとが求められています。

 

一業に専心して名を成し多方面に活躍すれば逆に自己エネルギーの消耗をみるのみとなる

 

 

女優よりも男優が多いのが特徴ですね。

いわゆるタレントも少ない。女性美や笑いを売るような能力ではなく、総合的な人間力みたいなものを感じさせる人たちです。

 

黒柳徹子さん、松本隆さん、えなりかずきさん、中村梅雀さん、三屋裕子さん、個人的な印象ですが、丁未らしい人間的な魅力を持っています。

 

 

*『 』内はすべて「原典算命学大系」からの引用です。

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