『久留米市出身の吉田は、一人暮らしを初めて30年以上がたったといい「30年になっちゃいました。こんなはずじゃなかったんですけど」と言いつつ、趣味であふれた自宅の写真を公開。「物を増やしたくないと思いながらも、気付けば倍くらいになってるんです」と笑顔を見せた』

 

結婚に関しては、命式の配偶者干をみれば、だいたい見当がつくようにはなっていますが、それほど明確ではありません。

結婚できない、しない、あるいは吉田さんのように、こんなはずではなかったと、いつのまにか一人暮らし歴が30年になってしまうなど、いろいろなケースがあります。

このあたりも、ニュースが出るたびに観ているのですが、パターン化してきめられるものでもありません。

 

 

命式を観たときに、日座天中殺だから結婚しないで正解とか、子供干がないので、子供がいなくても問題ないとか、結果的には当たっているのですが、こういう算命学はあんまりおもしろくありません。

 

当たり外れよりも、「なぜ」という疑問の答えを命式から探る、推理小説の犯人捜しのような面白さのほうが楽しい占いができると思います。

そして、それができるのが算命学の奥深さです。

それをしないでただ当てちゃうのはもったいない、当てないことが大事^^

 

地支の壬癸が全部母干で、年干の癸は場所で取る父干。

両親から生じられて、そばに兄弟(乙甲)がいて、生家が馴染みやすい乙亥で、地支が水でつながる穏やかなまとまりがあって、一家団欒の命式で、、、、

実際にも仲良し家族だったようです。

宿命と現実が一致する環境を持っていると、そこから脱するのは難しいものです。

 

日座天中殺は、既存の社会で居場所を持ちにくいために、生家縁が強いケースがあります。そこがとりあえずの居場所になります。

特に乙亥は、日支に兄弟と母の正干があって、家族縁が強くなることが特徴です。

それで婚期が遅くなるというケースはありますが、もともと当たり前の結婚には向かないので、無理に人と同じように結婚するという気持ちは薄いです。

そのあたりは、「占い師Blue exl」が答えてくれます。

 

 

それから、位相法とはいわないのですが、比和は強い特徴を持っています。

月年の比和(丑丑)は、気持ちと外の現実の自然一致。役者なら、役柄に自然に心を合わせることができます。

違和感(不一致感)に敏感になるので、演技に対しては厳しい自己評価(役柄と自分が一致しているかどうかに敏感になる)をしていると思います。

部屋が趣味のものでいっぱいとありましたが、心と外の自然一致は「お気に入り」を作ります。自然に気に入ったものを大事にするので、周囲はお気に入りが並びます。

もし、同居者がそれを気に入らないというと、、、どちらをとるか、みたいな重大な問題になったりします。

 

ここに夫がいます。偏干の夫。ただここに夫を入れたくないというのはあると思います。夫干、車騎星は自分を空にして、そこに役を降ろしてくる大事な激剋作用。

仕事をしている間は夫を入れなければいいのですが、そうすると夫の居場所がなくなって、仕事のないときだけ、違和感のない夫とべったり一体感を・・・というのはあるかもしれませんが、結婚の難しさは偏干夫の比和にも表れています。

 

そこで大運で夫干が巡ってくる10年がチャンスになるのですが、、、、そのあたりどうだったのか。これは「なんちゃっとAI」が研究してくれています。

 

 

「なんちゃっとAI」が読む結婚は干合干がメインです。

2005-2014は夫の正干庚が大運支巳の蔵干にいます。これをピックアップしているのですが、日支位相法が天剋地冲なので、無条件チャンスコメントは出ません。

対冲や天剋地冲では流れが変わって結婚というケースもあるので、ダメではないのですが、良い時ともいえないので、コメントなしです。

 

丁度今の大運、2015-2024年はまさに本命の庚が巡っていて、その気になるところなのですが、、、、、心と外が害。ここには偏夫干もいるので、干合だからと言ってその気にはなれない難しさがあります。

それでもここが運勢からの最後のチャンスという感じはします。あと一年。

 

年運ベースでいっても、なかなかぴったりな時はないのですが、今年は、配偶者干ではないのですが、自分が中心になって、家庭を作れる可能性のある日支半会年。

大運が配偶者を連れて来て、年運で自分がその気になれば・・・チャンスはあるでしょう。

6年前に母(日支本元壬)を亡くしているので、自分の支えが揺らいでいます。

これまで母の存在でたもってこれた自分軸ですが、それがなくなったことによって、母の代わりが欲しくなる(日支本元は配偶者の場所)ことも考えられて、ことしを含めてまだまだ可能性はあるようにも思えます。

 

続く

 

 

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