『「サルでも描けるまんが教室」「勝手にシロクマ」「真・異種格闘大戦」など数々のヒット作を世に放ってきた漫画家、相原コージ。そんな彼だが、実はコロナ禍になってからうつ病になり、マンガを描くことができなくなってしまった。のみならず、自殺を決行しようとするところまでいってしまう…そんな氏が回復するまでのドキュメンタリー漫画を描いている』

 

 

見難くてすいません。ざっと流れだけみてみます。

日干火性の天将星(丙午)で、1994年から死地(冬・水の季節)に入って、30年間は火の勢いは衰えて、自分主体の人生を作りにくい位置にいました。

通常は死地には死地の生き方があるのですが、天将星干支丙午の場合は、エネルギーが抑制されることは見えない影響は大きいだろうと思えます。

 

丙午の場合、「若年にして有形の宝を散じる」とあるように、現実有形の成功は干支意味には含まれていません。

苦労を重ね、自力で後進を導くような役割があります。その意味ではもっとも活躍できる年齢帯に死地が来ていることは丙午にとっては本当の自分に出会えるチャンスでもあるわけです。

 

実際、若いころは苦労されたようで、漫画家はみんなそうでしょうがその中でも自分にしか描けない漫画へのこだわりは強く、妥協することなく続けてきたと思えます。

 

『漫画情報誌「ぱふ」における編集部のレビューでは「邪道まんが家」という誉め言葉を貰った。その後も、ギャグ漫画・ストーリー漫画で、従来の漫画家が描かなかった「極端な描写・物語」を追求し続けている』(Wikipediaより)

 

20年間の次元上昇の最後。何かが起こる接運です。

これまでの流れから見ると、単なる分身律的な出来事ではなく、新しい方向に向かうための出来事ととらえるのがいいように思います。

 

「占い師Blue exl」の「役割」はこうなっています。

 

これのいいところは、干支番号41-50の人は上はみんな同じコメントです。

下は37-48番まで。

寅卯天中殺の人の性格は、というのと同じです。それで内容がこんなに違うのは、寅卯天中殺は人間分類で、これは霊魂分類だからです。

これに近いほど、次元が変わっているってことです。

 

だいたいは、若い時は天中殺分類の意味が当たり、中年期以降、霊魂分類に近づいてくるのでしょう。

生きるってことは、一人一人の個性なんかではなく、グループ分けされた大枠でいいってことだと思えてきます。

 

もちろん、役割をどう果たすかは、個々の人生の中での個別性には違いないのですが、映画やドラマの役柄と同じで、大事なことは映画全体の目的達成度です。

つまり個人の幸福や成功なんて、どっちでもいいってことになるように思うのです。

 

その意味では、このうつ病体験は、自分の心と向き合うことであり、「修行」に近い体験になったと思います。

 

位進法では、2012年からそれまでずっと動いていた東(仕事・現実前進力)の稼働が止まり中央と北という二つだけの稼働です。

アイデア勝負の漫画家にとっては、悪くないのですが、現実横線の寅卯天中殺天将星にとっては次元を上げる大変さはあると思います。

 

この出来事がどこへ導くのが神様の真意なのか・・・

起こる出来事はどんなことであっても、霊魂の意図が含まれていると考えます。

これも「占い師Blue exl」に聞いてみます。「適職」。

 

 

「神に近いところにいるはずが、遠く人間界に来てしまった悲しみ」

今回のコロナ体験は、まさに凝縮されたこれのようにも思えます。

 

適職の最後の段階は、これまでやってきた漫画の世界に近いでしょう。

才能に関しては、これまでの路線を変えろという意味はあるのかもしれません。

もう一段上の次元は、「弱者の応援」「自己犠牲的な美学」

 

その意味では、病める人の役に立つための漫画、あるいは、漫画以外にも何か役割が見えてくるかもしれません。

漫画しかないなら、このうつ病体験をアップグレードすることで、新たな役割の道へと入っていく可能性はあります。

 

主星(鳳閣星)と北(牽牛星)しか稼働しないというのは、芸術学問に生きる場合はむしろ好都合でしょう。

 

 

ここは北稼働の意味を重視。人を導き育てるという意味では、今回の体験をスタートに病める弱者への理解と導きでしょう。

現実面では、自力前進は不可です。人に従うことで、新たな環境を見出します。

 

外側の器づくり、というのは、その役割が形や組織として動く可能性もありますね。

天将星丙午のリーダーシップが次元を上げて、新たな展開を見せれば、この体験の意図だろうと思います。

 

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