5月1日

4月は丙辰。調舒星+天南星。位相法は破・支合・破 です。

 

 

4月・・・「破」でした。

何かが起こる「破月」。いろんなことがありましたね。

気分的には対冲みたいな変化を感じました。

 

「Gyaoの無料動画配信が先日終わって、韓国ドラマ熱も急に冷めました。そのぶん、お勉強に時間を向けられそうです」

 

と書いたのですが、まさにその通り! それで、ドラマは食事をしながら見ていたので、食事しながら勉強は難しいと思っていたのですが、文章を音声で読んでくれる機能が付いていたことを思い出して、老子について書いてあるサイトをあちこち音声でみていました。

マイブーム次元ですから、これもまた次元(霊魂と肉体)をものさしにしてみるようになって、老子のいっていることがまた違った角度から見えてきて、「気が付く」破でしたね。

 

老子も算命学も人間の話しではなく、霊魂の話しという観点にしたら、これまで人生教訓にしていた老子が本当に語りたかったことが少しわかってきて、そうなるともっと霊魂のことが知りたいと思うようになりました。

 

それで霊魂を検索していくうちに、ギリシア以外にも霊魂がテーマになっているという話が目に付いて、一度、本場東洋を離れて西洋で語られている霊魂(魂)を調べてみようと思いつきました。

 

 

図書館で借りてきた二冊。

哲学的観点から霊魂だ人間だという話を読むと、これは圧倒的に東洋が先行していると感じました。

ひとつは、よけいな論証や証明なしに論旨を進めても肯定されちゃう学問的土壌の違いがあるのでしょうが、それにしても、算命学の発想をフッサールに教えてあげたくなるくらい(笑)、西洋の霊魂論はもどかしいものがありました。

でも、実際は算命学も表に出てもどかしい議論を重ね、理解を深める必要があるのではとも思いました。

 

メアリー・ローチさんはサイエンス・ジャーナリストです。

霊魂の実在を科学的に知りたいという願望にとりつかれて、同志の科学者とともに世界中を駆け巡りながら、噂レベルの話まで検証し続けていく記録です。

インドの〇〇村では、生まれ変わりが当たり前で、そうした実話がたくさんあると聞けばその村に行って、綿密な調査をします。ぴたりとした答えはなかなか出てこないのですが、文章力があって読んでいて楽しい。なによりも霊魂を全く別の角度から眺めることができて、これはとても刺激的でますます霊魂にとりつかれる人になって行きました^^

 

哲学的な意味では現象学→デカルト→ギリシア(プラトン・アリストテレス)へと降りてきて、やはりギリシアかという思いは強くなります。

近代へ行くほど思想史の中では消えてしまった霊魂ですが、ギリシアでは東洋以上に大きな命題として語られています。

 

プラトンは「肉体は魂の牢獄である」といいます。最初は膝を打って、まさに!と思ったのですが、老子や陰陽論をもう一度考えることになって、そうしたら、老子のいっていることの真意が少しわかったような気がしたのです。

 

破=問題に気が付きそれを修復する

 

肉体も魂も同価値としてとらえないと一極は生まれてこないということが実感できて、観念に振り切ったプラトンは却下となりました。

 

 

やっぱり月運勢はこれですね。年支本元から見て月の干で星を出します。玉堂星。

「見えない導き」「目上の助言」 僕はどちらかというと傲慢らしいので^^ あまり人のいうことは聞きません。

でもさすが月運玉堂星、運命の目上の導きに出会いました(*^ 。^*)

 

ネットを観ていてアリストテレスの霊魂について大学の先生(岡山大学副学長・荒木勝先生)が講義の内容を連載してくれているありがたいサイトをみつけました。

 

これがびっくりするほど東洋的霊魂へと近づく論証をされているんですね。

まだ一章の始め部分しか読めていませんが、食事しながらだと、かなり消化に悪くて^^何を食べているのか忘れちゃうくらいに興味深い話が続きます。

この先生はすばらしい! 

 

 

アリストテレス全集の中に霊魂論という一冊があって、これは僕の老脳では及ばない難解な書なのですが、東洋の霊魂を知っているというのはアドバンテージで、荒木先生の解説と合わせると、老子や算命学が語ろうとしていることがよりクリアになって行くような気がしています。

 

そもそも「自然学」という副題がついているように、自然(気息)を東洋的な概念でとらえるのは、西洋ではまれだろうと感じます。

荒木先生も「自然」がいわゆる人間が語る自然とは異なることを強調されています。

 

でも、算命学では自然=神という連想もできるくらい自然は原理的概念として既成のことです。そういう、前提了解があるので、難解な解説にもくらいついていくことができます。

霊魂については、アメブロでシリーズで書いていきたいと思うほど、夢中です♡

 

 

回顧日記なのに、かなりまじめに書いてしまいました。

人間が変わりましたv(^^)v

これが四月のすべてといってもいいでしょう。

 

日常では現実苦、精神喜と例年通り、苦楽の混在がありました。

新しくなるということが実感でき、たくさんの気づきは「破」の作用として定説化したいと思いました。

 

それから四月中と意気込んだ、エクセルですが、ちょっと寄り道が長くなって、もう少し時間がかかります。

五月中ごろになりそうです・・・<m(__)m>

 

 

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