『1985年におニャン子クラブの会員番号4番としてデビューした新田恵利(55)が今春、淑徳大学の客員教授に就任した』

 

初旬は東か西かが大事です。西・石門星が稼働してこれは次元上昇星になります。

ただ初旬の西は内向します。思いが表に出ないで、内側の自分の世界が居場所です。この時代は、芸能界などは視野になく、お嫁さんになりたいというのが夢だったと語っています。

 

 

2旬で流れが変わります。初旬で自然稼働の西が剋線で動きにくくなり、代わりに東、中、南の若い時には主要の3方向が稼働します。

 

ここから40年間、東がもっとも稼働しやすくなり、現実前進力に身を任せます。アイドルから作詞家、エッセイを書いたり小説を書いたり、アイドルに戻ったり、自分の可能性を試した40年、「後退ができない前進力」です。

3旬まで南稼働ですから、4旬から現実に引っ張られるような流れに変わります。

 

東の稼働をみてみましょう。

3旬に東の同質比和があるのですが、この時代は仕事的には目的達成という成果はなく、苦しみの中ひたすら前進が該当しそうです。

 

その中で「結婚」しているので、苦労にたいしてのバランスにはなったでしょう。

「傷を負う出来事」は見当たらなかったのですが、表向きは迷走していた感じの10年でした。

4旬は一気に次元上昇の時で、ここも稼働は最高潮でしたが、ローカルテレビに出たり、小説を書いたり、ネットショップをしたり、まだ試行錯誤の時でした。

こうした現実経験の中でうまくいかないことを経験していくうちに次元は上がってきていると思います。

東が主体的に稼働する時(◎)は、逃げられない前進力が大事で、成功、幸福ではなく、苦労を多く経験するということのほうに意味があります。

 

ただ、次元が上がる4旬から他力稼働ですが北が初めて動くことになり、この影響は大きいと思います。

 

次元上昇の時は北か南(精神縦ライン)が稼働していた方が霊魂の意図が見えやすくなります。

 

4旬では鎌倉という玉堂星的環境へ転居して、4旬終わりには小説を書いています。

「書く」という方向性の示唆と、現実苦を越えて精神性の高いものへと気持ちが動いていく流れが出来上がります。

 

5旬はこの二つだけが稼働します。

そして、5旬では母の病気と介護という人生を変える出来事がありました。

東の車騎星稼働に関しては、介護生活は動乱の時代といってもいいでしょう。

 

こうした文言が並ぶときの取捨選択は、現実が分かればそれに見合った文言を拾いますが、わからなければ、4旬までの自我の低さと禄存星、天庫星という星から推測して、傲慢や人に顰蹙を買うような前進力ではないと想像します。

役割や目的で使う車騎星(東の星)という意味では、介護はそれらしい現実です。

 

鳳閣星が外へ向かう時は、現実的な部分(経済的なこと)が強調されています。

これは精神が高まる北稼働とは矛盾するので、外れていると思える文言が多くなっています(実際の新田さんの心理まではわからないので想像です)。

 

星の稼働は日干によって変わります。星が勝手に稼働するわけではありません。

道を外す可能性がある時に、急がずにゆっくり自分のペースという部分で鳳閣星を使ったようにも感じられます。道を外さなかったのでしょう。

 

このあたり、言葉の選択は課題になりますね。

もっと例証しないとなんともいえません。

 

接運の反動は、自分勝手に生きたときにひどい目に合うみたいなニュアンスですから、この場合は車騎星ではなく、4旬の次元上昇の結果が次の接運にでたということでしょう。

 

現在は6旬が始まったところで、西と北だけが稼働します。

次元が上がったと思われる後の稼働としては理想的です。

ここにきて、やっと文言と現実が一致してきました。

 

母を看取った7年の経験が一致させたといってもいいでしょう。

例えば、自分の家庭を優先して母の面倒がおろそかになったりという経緯だったら、東や中央の非稼働の影響が大きく出て、苦戦していたという想像もできます。

運勢が現実を作らないというのはこういうことです。

新田さんの歩みがここにきて運勢と一致するようになりました。

 

大学の客員教授。「心で感じる授業にしたい」というコメントは、北◎稼働の「心のつながりが居場所になり次元が上がる」に符合します。

 

まだ6旬はスタートしたばかりでどうなるかはわかりませんが、次元検証のサンプルとしても追跡していきたいです。

 

=====================================

 

青龍館・青龍塾・エクセルクラブ