2月12日

 

★次元講座ー実践的次元講座-8

 

親の善悪が子供に具現するとして、子供は成長し親も成長します。

子供の悪さをただ咎めるだけで精いっぱいだった親も、成長して、子供の中にみえる自分の「悪」や「善」に気が付くようになります。

少なくとも、次元が上がるようなステージにいると、気が付くわけです。

角度を変えてみると、気づかされるような出来事を経験するってことです。

 

もちろん、運勢が答えまで与えてくれるわけではないので、誰もが気が付くわけではありません。

ゲームと同じで、それをクリアした人だけが、次へ進むことができます。

 

ただ起こる出来事は自分の成長度合いによって変わってくるという見方もできます。

よく「超えられない試練を神は与えない」という言葉を見聞します。

次元上昇で起こる出来事にはそうした意味合いが含まれています。

 

いったい何に気が付けばいいのか、それをある程度予測するのが占いです。

ヒントは次元が上がる星。司禄星-蓄積、準備、家庭

 

三浦瑠麗さんの司禄星にまつわる履歴の中で、学問や思想的な蓄積は門外漢にはわかりにくいので、「家庭」をみてみます。

 

2003年 結婚。

2010年、長女死産

2011年、次女出産

 

結婚は2旬の禄存星大運です。

六親法を見ると、母干がなく、母は場所の干(庚)です(仮母)。

夫は月干の「乙」で精神干だけ。現実(地支)は子供一色といってもいいでしょう。

己酉は自身も子供なので(天貴星)縦列親子よりも、横列の仲良し親子にはなれそうな気がします。

ただ通常の「母」という感じは難しいかもしれません。

 

夫と父が同宮して、子供の場所(月干)で座を争っています。

車騎星父(夫)ですから、父(夫)のいうことはよく聞く子になるとは思いますが、子供の場所に1気で和合性はないので、父(夫)のわがままさみたいなものは感じるようになると思います。和合性のある関係を作る形ではありません。

 

実際に夫がいるわけですから、父とは距離が出きた方がいいでしょう。

ただ、どちらにしろ、精神的存在で現実には子供がいれば事足りるので、現実的な意味で夫(父)の価値はそれほど高くはありません。

ただ、父も夫も、精神的な影響は非常に大きいです。

 

年干の庚は夫の干合干ですが、子供と干合というイレギュラーな感じになり、夫も父も他に女がいる?と疑いたくなる配置です。

 

でも、特にそういう情報はないので、この干合は全部を金性にするための仕掛けとして使うのだと思います。急にスイッチが入って弁舌さわやかになったり、車騎星がかっとなったところで、干合して冷静に切り返したり(干合で車騎星を消し、鳳閣星に変わる)という臨機応変さになるのだと思います。

 

夫の生活レベルでの価値はそれほど高くないと思えますが、入力(玉龍)なしの場合、夫や父がインプットラインを作ることは考えられるので、思考面では大きな影響を受けていた可能性はあります。

 

 

丁度、司禄星の次元があがるところで、子供が生まれて、家庭の形が整っています。

危険領域では、この結婚した過去が分身として眼前するのではと、推測できます。

 

 

ただ、何が起こるかは、この結婚がどうであったのか? 三浦さんに結婚時に何か欲があったのか? などなど、その時の状態によって、起こる出来事はまったく違ったものになります。

 

場合によっては、家族にハッピーなことが起こることもあるわけです。

それは占いでわかることではなく、太極のスーパーコンピューターが答えを出してくれると妄想しています。

 

「夫の逮捕」という現実が答えです。

 

それは夫のことで自分はまったく関係ないなら、自分に被害が及ぶような出来事は起こりません。

 

何があったかは神様的には大した問題ではなく、この出来事から三浦さんが何に気が付き、どう変わっていけるのか、欲色の衣装を、一枚脱げるのかどうか、それが霊魂様の関心事です。

 

 

 

*『 』内はすべて「原典算命学大系」からの引用です。

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