2月10日
★次元講座ー実践的次元講座-7
パターン図でいうと、人生上の危険区域と呼ばれるところですが、そこでは、「自分の過去」が別の人の体を借りて反省を促す、という現象が起こるとされています。
三浦瑠麗さんの大運3旬目は司禄星の次元があがります。
司禄星は三浦さんの星図にはない星です。
大運の星は命式の月干が順番に前か後ろに進むことで決まります。その意味では、司禄星は南(月干)に位置するのですが、次元が上がる星は、星図にあってもなくても、その星を中心とした別の星図を構成します。それが右の図です。
司禄を中心星とした気図が生まれ、中心星は燃焼するほど引力を発揮します。
前に、悲しい体験が宇宙の悲しみの霊魂を引き寄せるという話がありましたが、引力は太極から自分の過去や今必要なものを引き寄せることになります。
引き寄せられる過去とは、過去を刻んだ霊魂です。
星というのは霊魂が燃焼してできるエネルギーの名称です。
次元上昇で起こっていることは、その星が激しく燃焼して、空になったところへ天空から別の霊魂を引き寄せるという作用です。
別のといっても、新たなというものではなく、自分の過去の、あるいは、今の自分に必要な、という個人的な霊魂が引き寄せられてくると考えられます。
太極は、比喩的にイメージすれば、無限コンピューターです。
僕の勝手な妄想ですが、全宇宙の一つ一つ(一人一人)の情報がそこには記憶され、宇宙の変化と同時に稼働しています。
次元上昇時に発動する引力はこことのやりとりを加速するという妄想です。
図は妄想ですが、引力の発揮と過去を引き寄せるというのは次元理論の中に説かれています。
なぜ、過去が呼び戻されて、別の形で再現されるのか?
仙人への道で、自分の産んだ子供と母の霊魂はつながっていて、子供に現れる良い子悪い子普通の子は、母の霊魂に刻まれたものが子供に移動して、それが自分に襲い掛かってくる、という話がありました。
襲い掛かるは大げさですが、これと同じ現象が、次元上昇時には起こるといわれています。
『子供の中の誰かが母親に対し、親不孝をし親を困らせたとしても、その子の一部は母親も所有しているものであり、ある意味では自分の分子から自分が苦しめられているようなものであります。換言すれば自分をもう一人の自分で苦しめているようなものです』
上昇司禄星が引き寄せる霊魂の中には、過去の自分が行ったことが刻まれた霊魂が含まれていて、それが、次元の転換期に浮上します。
『仮に母親が所有する悪の分子が子どもの姿を借りて育ちあがり、その悪が自分へ戻ってくるとしても、母親から発せられた時の悪の次元と、母親に返ってくる時の悪の次元は必ず異なっているということであります』
過去が別の形で、今この時に、再現されることの意味は、ここ(次元の違い)にあります。
*『 』内はすべて「原典算命学大系」からの引用です。
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