天庫星は6干支。陰土が3つで陽土が3つ。

地支は土性支で天干は精神干。

 

天庫星は現実味の薄いエネルギーだがそれを補って余りある土性の応援。

土性は大地(肉体)で安定基盤(現実)を作る。

 

ちなみに、土性から生まれるエネルギーは天庫星以外はみな現実フィールドで動くエネルギーになっている。

 

 

天堂星(老人)と天印星(赤子)は土の支えが必要という印象はあるが、天南星に土性は強すぎるという気もする。

逆に考えると、天南星の純粋さがもろさを抱えているということでもあって、安定する土性の支えが必要なのかもしれない。天南星は直進してばったり倒れることがあるので、怪我の少ない大地の上で、という配慮にも思える。

 

 

天庫星をみると6干支のうち4干支は地支に日干と同じまたは陰陽の干が入って、危うい自我を保つ強さを与えている。現実に根がある干支が4つ。

 

26・己丑と35・戊戌は天干と本元が同じでスペシャル自我が強化される。己丑は地味に頑固、戊戌は派手に頑固な干支。これはそうなっているのだからそれでいいということで、それゆえにできることをする。

我を抑えて協調を模索すると、『人生そのものも揺らいで来る』場合も出てくる。

 

丁丑と癸未は現実に自我を持たない分、自分以外の目的(結果的に人のためになるようなこと)を果たすようになる。申酉天中殺グループということが現実を基盤にできるので、自我を加えていない理由かもしれない。

 

土性のグループをみると、天堂星、天印星、天南星には午未グループはない。

23・丙戌、26・己丑、29・壬辰の午未グループは北の精神へと気が向かうので、天庫星の魂が向かう気の方向と一致する。

 

その意味では、この3干支が最も天庫星らしさを発揮できる干支になる。こだわりも探求心も魂レベルで強くなる干支といえる。

 

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算命学研究室ホームページ(青龍館)