10干分類と12支分類を使って菅義偉総理大臣を観てみる。

 

 

精神的な傾向(想念や考え方)は10干分類(下)に現れ、現実的な傾向(行為、行動)は上のほうに現れる。現実面が印象に残るので、行動傾向を上にしている。

 

実際に占いに使う時には、六十花甲子(60干支)の意味と傾向を観る時と同じように、日干支を50%、他の二つを25%の割合で考え、若年時は年干支、中年期は月干支、晩年は日干支というように年代によって傾向は移動し、日干支はそれらを覆うように全体に作用する。

 

菅総理の乙丑という干支は、10干主体では東方干支(思考)になり12支主体では北方干支(行動)になり、意味はそれぞれ表のようになる。

 

また年干支を仕事場、月干支を心、日干支を自分本体という考え方でみて行くこともできると思う。具体性や明確さには欠けるが、イメージとして人をとらえる時には役に立つ占術になる。

 

比較として安倍元総理をみてみよう。

 

日干支の北方行動と中央行動の違いが、見て取れるように思う。

ただこれは庚辰がどの場所にあっても同じ答えになるし、それぞれ独立したパターンなので3つまとめての解釈も難しい。

 

書かれているコメントも崩しようがないので、パターン化してしまうぶん、個別性は薄れるが、よく読んで行くと、それなりの姿は描いているように思える。

 

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