森本が本田ロスタイム弾演出!
国際親善試合、キリン・チャレンジカップが
10日、横浜・日産スタジアムで行われ
FIFAランキング40位の日本代表が
後半の2ゴールで同30位のスコットランド代表を撃破。
来年のW杯南アフリカ大会に向けた
テストマッチに2―0で勝利した。
日本は前半、MF本田の中央突破
石川のドリブルでチャンスをつくったが
スコットランドの固い守備に阻まれ得点を奪えない。
前半41分には石川の突破から
MF中村憲がゴール前で絶好の先制機を得たが
左足のシュートは相手DFに阻まれた。
後半10分、岡田監督はFW前田に替えて森本を投入。
圧倒的にボールをキープし
スコットランドゴールに迫った岡田ジャパンが
同37分にようやく先制した。
森本の突破からチャンスをつくると
交代出場したばかりの
DF駒野が左サイドからゴール前にクロス。
これが相手DFベラのオウンゴールを誘い
日本が先手を取った。
ロスタイムには再び駒野のクロスからチャンス。
森本のシュートは相手DFに阻まれたが
こぼれ球に本田が詰めて追加点を挙げた。
守備陣は高さで優位に立つスコットランドを零封。
好セーブを見せたGK川島は
国際Aマッチ出場5試合目で初めて無失点に抑えた。
▼本田の話
最初はボールを回せなくて、難しい時間が続いた。
ゴールを取れてよかった。
すごくいいところにこぼれてきて、決めるだけだった。
この日は新戦力のテストが一つのテーマだった。
その中で、岡田体制下で初出場となった石川は
「決め手」になりそうな可能性を感じさせた。
「最初からチャレンジしていきたい」
と意欲的だった攻撃的MFは
前半19分にボールを受けるとドリブルを開始。
外を走る選手へのパスは選択せず
強引に右から中へと切れ込んでシュートを狙った。
フリーの中村憲へ絶好の鋭いクロス。
得点にならなかったが
果敢な姿勢と持ち味の速さは
代表でも十分に武器になりうることを印象づけた。
▼石川の話
最初はちょっと緊張したが
始まったら自分のプレーをしようと思った。
飛び出す動きのタイミングは分かってきた。
最後の仕事はまだまだ。
後半11分、21歳の森本がピッチ脇に歩み寄ると
6万人を超える観客から大歓声がわき起こった。
今回の代表で最も注目された
ストライカーの待望の代表デビュー。
森本は「小さいころからテレビで見ていた。本当にうれしい」
とピッチに飛び出した。
見せ場は後半44分だった。
左サイドの駒野から低いクロスが入る。
中央でトラップした森本は鋭く反転して右足シュート。
惜しくも相手選手に当たったが
こぼれ球を本田が押し込んで日本に貴重な追加点が生まれた。
「最初は緊張したけど、点に絡めた。
自分の持ち味を出せた」
と納得顔だ。
昨季、イタリア1部リーグ(セリエA)で7ゴール。
今季も既に3点の決定力はやはり魅力的だ。
岡田監督も
「ゴール前に入っていく迫力など
期待以上のものがあった」
と褒めた。
ゴールはなかったが
存在感を十分に示した代表デビューだった
テストマッチとは言え
若手の可能性が見えた楽しいゲームだった![]()
やっぱり組織で戦うにも
個人で勝負すべきところは行かなきゃな![]()
では
(
・ω・)ノ)See You![]()
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