横浜は15日、
現役最年長左腕の工藤公康投手(46)に
戦力外を通告し、今季終了後に
自由契約にすると発表した。
13日に戦力外通告を受けていた工藤は
この日、現役続行の意思を球団に
伝えたことで退団が決定。
新監督を迎えて巻き返しを図る
来季に向けてチームは
大幅なテコ入れを進めているが、
224勝左腕も
若返りの波にのみ込まれた。
現役にこだわる工藤は、
来季29年目のシーズンに向けて
国内他球団で移籍先を探していくことになる。

かつて
優勝請負人と呼ばれた左腕が、
とうとう戦力外を通告された。
だが、工藤の表情に暗さはなかった。
「意外、という気持ちはない。
誰でもいつかは通らないといけない。
現役続行?迷いはなかった。
ここではもうできなくなったけど
自分の要望として
どこかでできることがあれば
最善を尽くしたい」
球団からは13日、
大阪遠征先のホテルで
戦力構想から外れると伝えられた
同時に
コーチで入閣の打診も受けたが、
工藤は返事を保留。
横浜に戻って家族と相談した際に
「パパの好きなようにやってほしい」
と言われて気持ちは固まった。
この日になって
球団に現役続行の意思を伝え、
今季限りでの退団が決まった。
門倉のFA移籍に伴う人的補償で
07年に巨人から横浜移籍。
今季は開幕後すぐに2軍落ちも
5月に昇格後は救援に転向。
37試合登板で2勝2敗で
防御率6・89。
左の救援としてフル回転してきた
田代監督代行が
続投する可能性もあったシーズン中盤は
「不慣れなポジションだけど
よく投げてくれている。
球の威力は落ちたが
まだまだ戦力として必要」
と球団側も
来季の契約延長も示唆していた。
ところがチームは
浮上の兆しが見えないまま
2年連続最下位は確実。
田代代行を
続投させないことを決めた球団は
尾花高夫・巨人投手総合コーチを
新監督の
最有力候補としてリストアップ。
同時に戦力の見直しも行った結果
ベテラン左腕の戦力外が決まった
村上チーム運営部門統括は
「来季については厳しいという判断。
若手への切り替え?
そうです。
工藤ぐらいになると
ファンもいっぱいいる。
来年
ファームで飼い殺すことはできない」
と説明した。
歴代13位の通算224勝。
これだけ実績あるベテランが
引退せず、自由契約となって
移籍先を探すのは異例だ。
46際左腕は今後について
「今は国内の球団しか考えていない」
11月にも行われる
合同トライアウトを受験する。
ただ、
移籍先が見つからない可能性があることも
本人は承知している。
状況次第では米国、台湾など
海外でのプレーも視野に入れていく。
工藤は
「どこも欲しいというところが
なくなったときが引退」
と話してきた。
横浜での残りシーズンは
1軍のマウンドに上がる。
そこで結果を出すことが、
次のステージへとつながる。
まだできる。球界最年長左腕は、
現役の幕を引く気は毛頭ない。
ガンバれハマのおじさん


現在、唯一の
俺のタメ以上の現役選手だから

ロッテで中継ぎやって
その後、コーチやってよ


では
(
・ω・)ノ)See You

