ブログでこんなことを書いてくれているのを見つけたぞ 「キッズ物語」 | 上越の青き魂の風音のブログ

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肩肘張らず書いてみます。理想は、想像力で天翔る創作の天使。「たいまつ新聞」を掲げたむのたけじのごとき自由な言論。やさしく、深く、情けあり。過ぎ去った日々に哀切を感じつつ…。青春よ、なぜ、おまえは過ぎ去るのか。

 

ブログでこんなことを書いてくれているのを見つけたぞ 「キッズ物語」

 

 

またまたこんな投稿で、お耳汚し、お目汚しで恐縮ですが、
直江津育ちの「直江津人」で、ブログでこんなエールを送ってくれていた人を見つけたので、ご紹介。

そうそう昨日の夕方のNHK新潟の610の地元ニュースで「キッズ物語」が紹介されたとか。新潟からテレビを見た人から電話があった。ほんとかいな! 見た人がいたら「いいね!」

で、ブログですが、勝手に無断掲載・拡散だけど、その内容からして許してもらえるのではないか。

執筆者に感謝とお礼を申し上げたい。

 

以下は、そのブログに紹介された「キッズ物語」の書評。

 

12月 27日22時19分=2018年=

なつかしい直江津の情景描いた本「昭和キッズ物語」

Posted by yasu   2 comments   0 trackback 

 

 

60年ほど前の直江津を子供目線で描いた藤あきら著「昭和キッズ物語」(島影社・1800円)を読んだ。まるで「三丁目の夕日」の世界である。読んでいると、自分が子供の頃の情景、思い出と重なってくる。著者は子供の頃に見た情景を、驚くほどの記憶力でリアルに再現しており、「そういえばそうだった」と思い浮かべることが多かった。

 

特に子供のいろいろな遊びが懐かしい。雪合戦、缶けり、ビー玉、三角ベース、ゴムとび、陣取りゲーム、釘打ちの陣取り、石蹴り……。当時は誰も同じ遊びだった。昔はこんな遊びしかなかった。男子は2B弾やかんしゃく玉が大好きで、アマガエルを牛乳瓶に入れて、2B弾で爆発させるといった残酷な遊びもあった。

 

著者はメンコのことを「ぱんちょ」と呼んでいる。なつかしいなぁ。「ぱんちょ」。直江津では「ぱんちょ」なのだ。

 

駄菓子屋、チンドン屋、紙芝居、銭湯、貸本屋なども懐かしい。いまはすべて消え去った。

 

食べ物では木村屋の甘食や黒パン。特に黒パンはもう一度食べたいものの一つだ。病気のときしか食べられなかったバナナ……。買ってもらった記憶がない……。

 

「じぶん」についての考察が面白い。「『自分』というのは『自分自身=私』のことではなく、『あんた、お前』、つまり『相手』のことをいう。ぼくらは自分のことは、『おら(俺)』とか「おれ」といい、相手のことを『じぶん(自分)』というのである。『じぶんの順番だろう』とか、『じぶん、なにしてるんだやー』とか、『じぶん、宿題、終わったのかね』とか、『じぶんはどうなんだよ』とかいって問いつめる」と書いている。今の子供は「じぶん」なんて言わないよな~。

 

442ページの大冊。直江津で少年期を過ごした人は、懐かしく読んでもらえると思う。それに、直江津が一番にぎわった頃の貴重な記録にもなっている。著者は新聞記者であるので、文章はとてもうまい。

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