我々は星間同盟に属していますが、同様に星間同盟に属す者が、我々が語ることとは異なる見解や方法論を提示することがあります。


これは、このままで良いのです。

矛盾や異なり、多様なバリエーションがあること自体、そのままで良いのです。


例えば我々は「地球外生命体とのオープンコンタクトを引き起こすにあたり、特にあなた方が努めて行動しなければならないようなことはなにもない」と語ります。

 

我々は、「なにかしなければオープンコンタクトが生じる未来に行けない」などと焦りを感じるような意識でいることよりも、「どうせオープンコンタクトはそのうち起きるのだろう」と、のん気に楽天的に構えている意識状態を推奨します。

 

人間の意識状態の中でも、のん気さや楽観的な姿勢というものは非常に素晴らしく、周波数という言い方をあえて採用するならば、周波数がもっとも良質な状態のひとつであると言えるからです。

 

のん気で楽観的である状態とは、「未来」についての予測や心配を持たずに「今」を無心で楽しんでいる状態といえるからです。

 

 

 

ところが一方、星間同盟のメンバーである宇宙存在の中には、「オープンコンタクトが起きる未来に至るために、〜をしよう、〜をすると良い」などといった、エクササイズや特定の行動を促す情報を伝える者もいます。

 

これは、このような情報を伝える者たちが間違っているとか、混乱をもたらす勢力である、といったことではありません。

 

 

これらの「行動せよ」という情報が届けられる理由は、「行動することによって状況が変化し、改善していくかのような体験、体感を味わいたい」という意識状態の人々も存在するために、これらの人々にとって体験の原材料となる情報素材を提供している、ということなのです。

地球という遊園地において、「Aのアトラクションに乗って遊んでいる状態を味わいたい」という意識状態の者には「Aのアトラクションは右方向300m先にありますよ」という情報が必要であるため、案内看板が立てられているのと、同じようなものです。

しかし、Aのアトラクションに特に惹かれず、そのアトラクションで遊ぼうと思わない人々にとっては、その案内看板は情報としてはちらりと視界に入ってくることはあっても、自分には必要ない情報なので、活用しようとは思わないでしょう。


我々の、このベガ星由来の情報に出会う人々は、「行動することによって状況が改善する地球体験をしたい」と感じる人々よりは、もう少し内省的で抽象的な意識の持ち主で、目に見えて分かりやすい派手なアクションにはさほど惹かれない人々も多いことでしょう。

このような方々は、のんびり緑と風の心地よい窓際で珈琲とケーキを堪能して幸福感を感じていたら、いつの間にか周りの世界が騒がしく変化していて、宇宙存在と交流するような世の中に変遷していた、といった体験をするかもしれません。

それで良いのです。

そのような穏やかで静かな時間を、我々もあなたも、好ましく感じています。

 

 

オープンコンタクトを引き起こすための行動や精神修行のような行為は、やりたければやってもよく、特に興味を惹かれないのであればやらなくてもよいのです。

 

「なにかをしなければならない」という自己を束縛するような思考に囚われる必要は、なにひとつありません。