3年前のことをこの日は考えます…
あの時間、あおは病院にいました。病院にいたから、看護師として動いていたから、周りにたくさんの人がいたから、冷静に動けたかもしれない。
これが1人だったら、小さい赤ちゃんと2人だったら…と思うと怖い…。
仕事が終わって子どもたちをお迎えに行って顔を見た時の安堵感、でもパパが帰ってくるまでこの子たちをあお1人で守れるかの不安感でいっぱいだった。
その時、仲良しママはなんと当直でした。すぐ子どもたちの顔を見たいだろうに…
泣きながらあおに「パパが帰るまで預かってもらっていい?」と連絡が入った時、帰ってこれただけでも幸せなんだから、しっかりしなきゃって奮い立たせたなぁ…
子ども4人とあお、不安を出さないように楽しく過ごしました。
カレーを作って、「当たりのカレーには花型のニンジンが入ってるよぉ~」とワクワクさせたり(結局はみんなのお皿に入れました)。
この日の食事をお友達の子たちは今でも思い出して話します。
不安だったんだよね…
そして、震災から1週間もしない日にレッスンを予定していました。
余震もあったし、節電のために停電の可能性もあったり、水の汚染の心配もあったりで、レッスン開催を悩みました。
他のお教室は中止しているところがほとんどでしたしね。
でも、ママたち赤ちゃんと2人きりで過ごす時間は不安でしたよね。
空色カフェさんにも協力していただき、レッスン開催しました。
キャンセルは1組も出ませんでした。
ママたちも開催を喜んでくれたし、あおも癒されました。
あのときのママたちの表情忘れられません。
やってよかった…本当にそう思いました。
りっきゅんも、震災のあとから不安なとき、甘えたいときは「マッサージやって」と言うようになりました。
まだ2歳だったけど、周りの様子がただならぬことなのを感じていたんだよね。
ベビーマッサージのすごさを感じました。
ママも子どもも癒す、ベビーマッサージを伝えていこうと思いました。
まだ、避難生活が続いている方もいる大きな震災。
忘れちゃいけないし、あおの出来ることをしっかりやっていこうと思います。