、超音波洗浄とは
超音波洗浄とは、液体の中に 強力な超音波を放射し、
そのとき発生する空洞(キャビティー)の生成時と
消滅時の衝撃力を利用する洗浄方法である。
キャビティーが発生しなければ、超音波洗浄とは言い得ない。
つまり 超音波洗浄とは、超音波によって発生する
キャビティーを洗浄に利用する技術である。
したがって、超音波洗浄を理解し、効果的に利用するためには、
キャビティー、そしてキャビティーの生成、消滅の現象
(キャビティーション)を正しく理解することが 基本的条件になる。
液体の中に 強力な20KHz以上の音波、即ち超音波を照射する。
液中に一定以上の音圧変化が発生すると、いわゆるキャビティーが
発生する。
キャビティーは、多数の真空核(マイクロキャビティー)によって、
構成され、その全体の大きさは、周波数、音圧変化の大きさによって 
変わるが、実用レベルでは、約100ミクロンから10数ミリである。
形も様々で、大きく分けると、ガス星雲型球状星雲型に分かれる。
ここで 述べるキャビティーは、1秒間に2万回以上、生成と消滅を
繰り返す超音波のキャビティーについてであり、1秒間に生成、分断、縮小、
消滅が、10回未満の超音波以外の音圧変化によって発生する
キャビティーとは重要な部分に置いて、現象が 異なる。
超音波で発生するキャビティーは、
微小な真空核の塊であり、その微小な真空核は
同期して生成と消滅を繰り返すので
微小真空核群とも 呼ばれる。

参考 ブルー・スターR&D HP