世の中の矛盾を訴える映画。おれはそんな映画が好きである。

この映画は戦争映画ではなく戦争に勝った国のルールが世の中の常識、または正義となることの矛盾を訴えている。

アメリカが落とした原爆も20万人という人々を殺した立派な重罪だ。だがそれは戦争に勝った国が言うには戦争を早く終わらせるための正義となっている。

しかしいつも戦争映画をみて思うのが愛国心というのが昔の人々はすごいとおもう。
一体いつから戦後の日本人は愛国心もなくし宗教も地域も家族も忘れ、金と自分の欲ばかりおいかけるようになったのか、、、。

民主主義のせいだろうか、、経済成長の裏でなくしてきた家族愛のせいだろうか、、
しかし今の日本、贅沢さえ望まなければ、世界的にみても暮らしやすいのは間違いない。欲ばかりあるから贅沢をし金と労力と時間を失い、他人と比べ自分を惨めに思い精神的に満たされていない。

普通に暮らし普通に結婚し普通に死ねれれば本当はこれ以上にない幸せ。

普通の暮らしができる社会の礎を築かれ他た人々に感謝を忘れてはいけない、普通な暮らしは普通とはいえ他国と比較すれば恵まれた環境にいるわけなのだから。
1940年代を母一人、娘二人の家族が戦争の時代を生きていく様子を描いた映画。
吉永小百合はいつみても綺麗でファンにはたまらない映画。
得意の水泳も披露している。

志田未来の演技、泣いているシーンが多かったが自然で、しつこくない、雑音でない演技が見事だった。

浅野忠信はおちついた雰囲気が渋い声とマッチしていた。

ストーリー
登場人物のほとんどが死ぬ、みてて胸がしめつけられる。
見終わると1940年代という時代背景、国の政策、軍国、教育、すべてにやりようのない怒りと悲しみが溢れ涙する
終わり方が独特で非常によい。
無駄な恋愛や、無駄な出来事がなく母べぇというタイトルに適した映画。

しかし、実話だとすればしょうがないが笑福亭鶴瓶がなぜでてきたのかよくわからない。

吉永小百合の水泳シーンを撮影したかったのか浅野忠信の死と海を結びつけるための前フリとして海水浴にいったのかその辺がなんとなくおもしろくない。

しかし全体的にはとてもいい映画。
戦争が終わって今年は64年目だそうです。

今まで爺さんが戦争に行ってたのはしってましたがそれ以外はあまり知りませんでした。

ちょっときいた話によると、、、

母かたの爺さんは戦地に向かう前に戦争がおわりました。戦地に出向いた仲間はみんな死んだそうです。

その爺さんの兄弟も一人衛生兵としてパプアニューギニアに出征。65年前に23歳で戦死してました。

母かたの実家はかなりの田舎なのにこんなところの若者も戦争にいかんといけなかったんですね。まだ23歳だったのに。


と、まぁ盆に墓参りをしたらこんな話がきけれてね。

墓参りもしてみるもんだなと、そうおもった64年目の夏でした。
blue-soxさんのブログ-090816_1359~01.jpg