さて、今回はこのダイナース クラブカードというクレジットカードを発行してみました。

 

ステータスカードとしても有名な、このダイナース クラブカード。

カードランク的にはゴールドカードに分類されておりますが、

付帯するサービス及び年会費はプラチナカード級。

 

年会費として

  ◆本会員   :24,200円

  ◆家族カード :5,500円/枚    かかる高価なカードになりますが、

 

個人的にカードの付帯特典に魅力的な内容があったことと、

勤務先の福利厚生の一環で「初年度 本会員および家族会員 年会費無料」で

作成することが出来たことから、試しに今回発行してみたという経緯になります。

 

そこで今回は、

・特に使いたいと思っているダイナース クラブカードのメリットや付帯特典

 

 と共に

 

・今時点で認識しているカードの弱点ついて、触れていきたいと思います。

 

また動画の最後では、このカードをお得に発行できる方法も紹介しますので、

興味のある方は最後までご覧頂ければと思います。

 

  (1)使いたいと考えている付帯特典5選

まずは使いたいと思っている、

ダイナースクラブカードならではの付帯特典からご紹介していきます。

 

①グルメ系優待

まずダイナースという「食べる人」という名前の通り、ダイナースクラブカードはレストランで使うクレジットカードという起源を持ちますので、レストラン関係の優待特典が豊富です。

対象レストランで指定のコース料理注文で、2名様以上の利用で1名分無料、6名様以上のグループ利用で2名分無料になる「エグゼグティブダイニング」というサービスが利用可能になります。

 

 

また提携カード以外のプロパーのダイナースクラブカードを発行すると、コンパニオンカードというMasterCardブランドのカードを無料で追加発行可能。

 

そちらにはMasterCardが提供している「招待日和」という似たようなサービスも付帯しており、この「招待日和」と「エグゼクティブダイニング」を合わせると、

対象店舗が約350店舗にも登ります。

 

「コース料理を2名様以上の予約で、1名分無料」という類のサービスはプラチナカードでは提供しているところも多く、例えば別動画でも紹介している三井住友カードプラチナでも「プラチナグルメクーポン」という形の付帯特典がありますが、こちらの対象店舗は約170程度。

 

・約350もの店舗が対象になっている点

・6名以上の利用で2名分無料になる点

 ・・・はダイナースクラブカードならではの付帯特典になっています。

 

基本的には1万円以上するようなコース料理のお店が対象なので、

僕はそう頻繁には使えるサービスではないですが、

裏を返せば「1回使うだけで1万円以上のメリットを享受できるサービス」という意味になりますので、年に2−3回使えるような方であればこれだけで年会費の元が取れます。

 

②空港ラウンジサービス

国内空港のクレジットカードラウンジが使える特典は、ゴールドカード以上であれば付帯しているケースが殆どですが、ダイナースクラブカードであれば年に10回までという制限はあるものの海外含む国際空港の航空会社ラウンジ等のより上質なラウンジを利用可能になります。

 

 

また「ラウンジ」ではないですが、この「年間10回まで」の制限の中で、

空港内のレストラン特典も利用可能。

 

例えば

 ・関西国際空港/中部国際空港のぼでじゅう

 ・中部国際空港のTHE PIKE BREWINGというハンバーガ屋さん  

 ・中部国際空港のスパ施設(施設使用料+飲食代)

で3400円分利用可能。

これらの空港から飛行機に乗る時に、このサービスを使ってみたいなと思ってます。

 

この海外ラウンジサービスについてはアメックスのゴールドカード以上でも「プライオリティパス」という形で似たようなサービスが付帯していますが、アメックスブランドの場合はこういったレストランやスパでの優待は対象外になっているので、この点はダイナースの方がいいなと思いました。

 

また「年間10回まで」という枠は、本会員・家族カードごとに付与されるようです。

家族カードの年会費が5500円であることを考えると、ラウンジ利用料やレストラン特典の価値が1回あたり3−4千円程度にはなるので、この特典を提供している店舗がある空港から家族でフライトすることが年に2回以上あるようであれば、5500円の年会費を払ってでも家族カードを発行する価値はあると思います。

 

 

③国際線手荷物無料宅配

あと年間2個までという制限があるので少し地味なんですが、国際線利用時の帰国時に、スーツケースなどの手荷物を自宅まで無料で宅配してくれるサービスが付帯しています。

別動画の「ANA国際線特典航空券 予約発見時の疑問と気をつけたいポイント」でも紹介したんですが2024年年始に成田から海外に行く予定がございます。

自宅の最寄りの高松空港に帰ってくるためには、成田から羽田に陸路で移動する必要があり、重たいスーツケースを転がして移動したくないので、是非ともこのサービスを使ってみたいと思っています。

 

なお「年間2個まで」の利用上限はありますが、これまた、家族カードを発行していたらそれはそれで2個の上限が付与されるようです。

 

④海外旅行障害保険

ゴールドカードランクのクレジットカードであれば、

その旅行の一部をそのクレジットカードで支払った場合に適用となる

「利用付帯」であることが多いですが、ダイナースクラブカードの場合は無条件で適用となる「自動付帯」になっている点が、非常におすすめです。

 

死亡や後遺障害で最高5000万円、障害疾病治療で300万円、

賠償責任として1億円、携行品損害として50万円、救援者費用として300万円といった充実した保障内容が、ダイナースクラブカードの利用いかんに関わらず全て自動で付帯するようです。

2024年年始に海外に行く際、非常に心強いと思ってます。

なお死亡や後遺障害については、

利用付帯分としてさらに5000万円が上乗せされるようです。

 

 

 

⑤ハワイ ホノルル LeaLeaトロリー 無料乗車券

ホノルルに8つの路線を設けている観光に便利なLea Leaトロリー1日乗車券を、本カード会員・家族カード会員それぞれで年間2枚まで無料もらえるサービスが付帯するようです。

まともに買うと、1枚あたり5000円ほどする乗車券なので、僕と妻の家族カード分でこれだけで10000円相当の価値。

年始に初のハワイに行く際に、是非とも利用してみたいと思っています。

 

ざっと駆け足で紹介してまいりましたが、

今現在で使ってみたいと考えているダイナースクラブの魅力的な特典は以上となります。

 

 

  (2)カードの弱点について

ここからは、今時点で把握しているダイナースクラブの弱点について、お話していきたいと思います。

 

①利用可能店舗が少なめの傾向

二大国際ブランドのVISAや MasterCardに比べ、ダイナース クラブカードを利用できる店舗は国内外ともに少なめの傾向にあります。

 

一方で国内の場合は、ダイナース はJCBと提携しているので、JCB加盟店では決済できる確率が高く、国内ではそこまで困らないだろうとは踏んでいます。

また冒頭でも触れた通り、コンパニオンカードとしてMasterCardブランドのカードを無料で追加発行してくれます。MasterCardになると決済可能な店舗もかなり増えるので、このコンパニオンカードを使えばそこまで困らないのではないかと考えています。

ただし、コンパニオンカードを使った場合はポイント還元率が半減(200円につき1ポイント)となります。

 

②電子マネーやプリペイドカードのチャージルートが少な目

アメックスや三井住友カードゴールドの決済修行での定番技ですが、クレジットカードから各種電子マネーやプリペイドカードにチャージして使うという行為。ダイナース カードの場合は、そもそもチャージ自体が出来なかったり、チャージできてもポイント付与の対象外になってしまうなど、チャージに関しては非常に弱いです。

 

③ポイント価値が少なめ

ダイナース クラブカードで決済した場合、ダイナース クラブリワードポイントという形で、各決済100円毎に1ポイントずつ貯まります。

ポイント有効期限がない点は良い点ですし、ポイント還元率的には「1%還元」なので、この点だけ見ると悪くはないんですが、1ポイントあたりの価値が1円未満になることもあるので、この点はデメリットかと思います。

 

例えばポイントを支払い代金に充当する場合は10000ポイントが3000円になるので実質還元率としてはわずか0.3%、JCBなどの商品券に交換する場合は13000ポイントが5000円券になるので実質的な還元率は0.038%とかなり低め。

 

唯一、ANAマイルに対しては1000ポイント1000マイルと1%の還元率で利用することができますが年間のマイル獲得上限に40000マイルまでという縛りがあることと、追加で年間6600円のダイナース グローバスマイレージというオプションに加入する必要があります。

ポイント還元率を求めるのであれば他にもっといいクレジットカードは沢山存在してますので、個人的にはダイナース クラブカードではポイント還元はおまけ程度に考えておいて、他の充実した付帯特典を楽しむ為のカードと割り切って使っていこうと思っています。

 

 

以上、最近発行したダイナース クラブカードの使ってみたい魅力的な特典と、

現時点で把握しているデメリットの紹介でした。

 

  おまけ -お得な発行方法-

なお、冒頭でも触れた通り、このカード自体は年会費24200円+家族カード5500円と高価なカードになります。

 

但し、ダイナース クラブカードは定期的に、「初年度年会費無料のキャンペーン」を開催しています(2024年1月段階も開催中!)ので、新規入会をご検討中の方でこのキャンペーンが実施されていたらチャンスです。

他にもダイナース クラブ会員からの紹介であれば、初年度年会費無料で入会できる特典がありますので、もし入会をご検討中の場合は周りにダイナース クラブカードをお持ちの方がいれば、ぜひとも紹介してもらった上での入会をお勧めします。

もし、周りにダイナース クラブカードを持ってる人がいないよって方は、以下のリンク先から一度お問い合わせ頂ければと思います。

 

【ご質問・ご相談受け付けます】 

質問や相談あれば、下記フォームよりお気軽にご連絡ください。 

分かる範囲で、サポートいたします。

 

 https://ssl.form-mailer.jp/fms/4790ba57783378