「SUSHI collection TOYAMA」2日目は
希望者のみ参加の白えび漁の見学から始まり、朝の5時集合!
 
早朝にも関わらず参加希望者が乗船の定員を超えるほどの人気!!
確かに、白えび漁に同行できる機会はそうありませんからね…。
 
私は同行していませんが、あとでお伺いしたら
新湊漁港に昇る朝日がとっても綺麗だったと。
捕れたてのプリプリ白えびも美味しそうでした音譜

 

この写真は、事前視察で行った時のもの

 

 

白えび漁は、漁業資源保護を目的に漁に出る日が決まっていて、
全漁獲をプールし、均等に分配しているのだそう。
 
近年漁獲高が減っていることもあり、育てる漁業、大切な取り組みですね。
 
そして射水市にある「café uchikawa 六角堂」に移動し、朝食を。
私はここから合流しました。

 

 

ん…?! 店の前に、カモシカ?!

 

 

富山県上市町のゆるキャラ、カモシカの三太くん!!

 

サプライズで登場してくれたのですが、地元のお母さん達も

三太くんがいるとの噂を聞きつけ、集まってきたりと大人気!!

 

お腹のポケットは、富山県の形をしていますよ音譜

 

 

妙にリアルで、なんだか、じわじわとくる感じ…笑

 

 

ポッケの中から、どんぐりプレゼントしてくれましたラブラブ

 

 

ハッピーのおすそわけ、有難うございました音譜

 

 

そして朝食は、白えびの寿司クレープ

 

 

 

 

これは富山の伝統食である黒づくりから着想を得て、
イカスミのクレープ生地の中に、たまねぎ、かぶ、
シャリは、富⼭のブランド米「富富富(ふふふ)」を使用、
さらにおこげを砕いて食感のアクセントに。

 

 

私もいただきましたが、八朔の酸味が爽やかで、
白えびの甘みも感じられて美味しかったです音譜
 
店主の明石あおいさんが、おもてなしくださいました。

 

 

打ち合わせの時からお世話になりましたが、
名前があおいさんなので、勝手に親近感ラブラブ
 
富山の様々な食材を使ったヘルシーメニュー、またいただきに伺いたいです音譜

 

 

ブレンドティーも美味しい音譜

 

 

 

新湊内川が目の前に流れ、情緒ある風景も楽しみながらのひとときでした。

 

 

 

 

こちらは、事前視察の時の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、内川沿いにある「内川の家 奈呉」に移動し、
富山伝統のます寿しワークショップ体験。

 

 

「丸龍庵」の木村 圭さん、
「射水市産業経済部農林水産課」課長補佐の山本和永さんから
ます寿しの歴史やサクラ鱒の養殖についてなど学び、
ます寿しも実際に作っていただきました。

 

 

 

 

 

 

ます寿しは、作ってすぐよりも一日寝かせる方が
味が落ち着いて美味しくなる、とのことで、
皆さんお土産として持ち帰られましたよ。

 




 

 ちなみにこちらは、新高岡駅にある、ます寿司のお土産屋さん

 

 

 

 

そしてフィナーレは、富山県美術館内にあるレストラン、
ビビビとジュルリで開催された「富山の食の未来を表現するランチ会」。

 

 

 

 

新田八朗富山県知事からのご挨拶があり、ペアリング会がスタート。
 
この日のお料理は「握らない寿司」をテーマに、
大阪にある中国料理の名店「AUBE」の東 浩司氏と
東京、恵比寿にある魚介メインのフレンチ「abysse」の
目黒 浩太郎氏のコラボレーション。
 
ドリンクは、富山市いある「INABAR」の稲垣隆志氏が、
アルコール、ノンアルコール共にペアリングを担当。

 

 

この日を迎えるにあたり、事前の試食会にも参加させて
いただいたのですが、各々の独創性あるプロフェッショナルなお仕事に
感銘を受けつつ、器や食材などの準備に尽力された
裏方の皆さんの様子も見ながら、私もその一翼として、ゲストの皆さんに
「寿司といえば、富山」を伝える役目をしっかり
果たさなくてはと背筋が伸びる想いでした。

 

 

お料理の一部をご紹介すると、
東シェフは、富山の伝統食の「かぶら寿し」を中華の技法で表現したり、

 

 

フクラギの湯葉巻き
黒文字の香りと共にセイロで蒸した岩牡蠣の蒸し寿司

 

 

目黒シェフは、バイ貝のフィンガーフード、白えびの殻を使ったスープ、

 

 

サクラ鱒のabysse風かぶらずし、ゲンゲのリゾットなど…
 
ドリンクは、氷見稲積梅のアロマジンソーダ、
氷見「小境荘」のどぶろくカクテル
氷見のワイン「セイズファーム」、白岩の日本酒「IWA」
滑川の「千代鶴」などを合わせて。
 
器も富山ガラス工房や能作の錫などの工芸品を使い、
一つ一つのお料理を引き立てていて美しかった…音譜
 
当日は、人材育成の視点からも、地元で料理人を目指す
雄峰高等学校専攻科の学生の皆さんがサービスにあたってくださいましたよ。

 

 

新たな寿司の可能性を感じる、素晴らしい機会となったこのツアー、
「寿司といえば、富山」、参加者からも大きな反響をいただけてよかったです。
 

無事に終了し、シェフの皆様とほっと一息

(目黒シェフは、お片づけ中でした…)

 

 

今回は、全国でDining Outを手がける
ONE STORYさんからのご依頼だったのですが、
事前の視察や打ち合わせなど、本番までの準備に
関係者がここまで丁寧にエネルギーを注ぐお仕事はなかったかも、
というくらい、私もその一員となり関われたことで、
本番でのアドリブ対応なども臨機応変に、
余裕を持ってすることができました。
 
貴重な機会をいただけて、心より感謝!!
そして、これからのプロジェクトの発展も楽しみにしております。

 

 

またプライベートでも、ゆっくり富山を訪れたいですね。
有難うございましたニコ