慶應義塾大学SFC研究所

食・フードサイエンス&テクノロジー共同研究機構が立ち上がり、

私もメンバーとして参画しております。

 

 

 

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副代表であり、政策・メディア研究科 特任教授で、

ハルヤマシタ東京の山下春幸オーナーシェフの熱い想いを抜粋しました。

 

この研究機構の趣旨がよく伝わるかと思います。

 

『今、日本の料理の世界、また世界での料理の進化は素晴らしいものです。

ミシュランやワールドレストランなど

とても華やかで素晴らしい食の世界が世界中で繰り広げられています。

本当にグルメ社会は世界経済の象徴であり

食を最終目的としての観光も盛んです。

 

「食」は魅力の多い分野、その一方で

自分達の足元を見ると、農業における後継者問題

地方食文化の崩壊、数十年後、消えゆく食材

大きな経済の中で「欲」と言うものに支配されていく希少種

レストランの在り方、保存保管のプロセス、加熱プロセスの細分化

お米もっと食べよう日本人、など

もう「これやばいな〜」って感じる側面が山ほどあります。

 

料理人として、伝えて発信はしているものの

1人の料理人ができる事は残念ながら限られています。

 

そこで、それを多く展開をして感覚を共有できる仲間を増やして

長期的ビジョンに置き換え、私はこの

3つの『E』を主軸に考え始めました。

 

「教育 education」

「根拠 evidence」

「経済的 economical」

 

この視点から。「食」を「料理」を考えれば、多くの方々との交流も、

意見交換も、後世へ伝える事も叶うと感じました。

 

在来種保存、食レシピの更なる共通データー化

健康と食の関係、環境と人口増加と食へのインパクト

あらゆる角度から「食」を見なければならないと

感じております。

 

「食」を更なる領域の新しい学問として捉えて

我々を取り巻く問題を社会的課題と捉えて

未来へ向けて必要な取り組みをするべだと思いました。

 

でも、思いだけでは何も始まらない、何も進まないと感じて、

慶應義塾大学SFC研究所 食・フードサイエンス&テクノロジー共同研究機構を

立ち上げました。

 

慶應義塾大学のコンソーシアムとしては

初めて個人での参加登録が可能です。

個人加入で参加できる慶應研究機関として

大学側より初めて許可を頂きました。

 

もちろん、企業として社会実装する

研究交流の場として参加する事も可能です。

 

是非、多くの方々の「学び」と言う場でご一緒しましょう!

 

今、ある意味での「食」の世界は赤信号が灯りかけています。

楽しく美味しい豊かな未来のために、頑張ってみます。』

 

 

私も、日々日本酒や焼酎など和酒の分野に触れていますが、

日本の農業、食、文化など、これからの10,20年で、環境の変化とともに

お酒業界にも多大なる影響を受けていく光景が目に浮かびます。

 

待ったなしの状況で、各専門分野の皆様の知恵、技術を集結し

出来ることがあるのでは、と。

 

お酒業界に取り入れられるフードテックの研究も

進んでいますが、広い視点から皆で業界の未来を考えていきませんか?

 

 

先日の準備会では、農水省、経産省の方をお招きし、講演いただきました。

(詳細はHPのNEWS欄をご覧ください)

 

 

 

 

 

 

 

現在、各会員の募集を開始しています。

 

・法人正会員

・法人賛助会員

・個人会員

※各年度4月1日時点で30歳以下の会員は無料

 

ご不明な点があれば、事務局までご連絡ください。

皆様とご一緒できるのを楽しみにしておりますねニコ