神社本庁主催の伊勢神宮マスコミ向けセミナー、2日目は内宮へ。
この日も、神宮の音羽参事に解説いただきながら正式参拝致しました。
立派な宇治橋ですが、昔はよく豪雨で橋が流されていたことから、
橋の前に水よけの杭が立っています。
これで、流れてくる木々などから橋脚を守っているのですね。
この日もお天気よく、五十鈴川もキラキラ美しい
神楽殿ではご祈祷もいただき、神楽の舞とともに心も洗われました。
午後はバスで移動し、月読宮、倭姫宮の参拝
そして神宮徴古館や、神宮農業館の拝観も。
初めてお伺いしましたが、こちらも神宮参拝の際には
ぜひとも立ち寄っていただきたい施設。
様々な資料が展示されていますが、
年間1500回に及ぶ神宮のお祭りの中で最も古い由緒を持つ神嘗祭。
大切な儀式である、由貴大御饌(ゆきのおおみけ)、
これは清浄で立派な食事という意味ですが、
その際に4種類の御酒(白酒、黒酒、一夜酒、清酒)も醸し、一緒にお供えします。
神宮農業館では、日本人が一番大切にしてきた
稲作についての昔の貴重な資料が多く展示され、
改めて日本が瑞穂の国であることを実感。
こちらも再訪し、もっと時間をかけて拝観したいですね。
最後に、月夜見宮を参拝。
2日間たっぷりとお話を伺いましたが、
まだまだ神宮の一部にしか触れられておらず、
引き続き学びを続けていきたく思います。
最後に音羽参事より、まずは若い方々も神宮に訪れ、
神様の神気を感じて欲しい、とのお言葉を。
難しいことは考えず、各々が参拝で感じたその心を大切にしてほしい、
という事なのかなと受け取りました。
またぜひ、タイミングを見て参拝したく思います。
2033年の式年遷宮に向けた取り組みにも
注目してまいりますよ。
2日間、貴重な機会をいただき本当に有難うございました