またまた遡ってになりますが、3月14日、赤坂にて、
剣菱、風の森の蔵元お二人と、専門家向け日本酒セミナーを三人で主催しました。
きっかけは、油長酒造にあるフレンチレストラン、アプリュスで
山本長兵衛社長と食事をしながらの会話。
兵庫と奈良、日本酒の歴史において、礎を築いた地でもありますが、
その存在がどんどん薄れている気がしていて。
今一度、西の酒の底力を伝えたいんです!と、奈良酒や灘酒の魅力、
剣菱の素晴らしさについてなど話していたら、
「白樫社長となら一緒にイベントしてもいいですよ」と思いもよらぬ一言![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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剣菱酒造の白樫政孝社長も「山本社長とならぜひ!」と快諾くださり、
これは夢か現実か?!と心の中で狂喜乱舞しながら、お酒の神様に感謝![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
そこから三人で会場を探しつつ、各方面に相談を持ち掛けたり、
どんな構成、内容にするか打ち合わせを重ね、
発案から一年半がかりで開催へとこぎつけました。
平日昼間にも関わらず、メディア、酒販店、トップソムリエ、
ジャーナリストなど錚々たる方々50名以上にお集まりいただき、
本当に有難かったです。
上方酒の歴史的背景や日本酒の多様性を知っていただきたいと、
お二人それぞれから、奈良酒、灘酒の歴史や蔵の取り組みについて、
そして三人でのトークショーでは、日本酒専門家の方々も
あまりご存知ないような、奈良や灘の地域特性から、
日本酒の未来を見据えた課題まで…。とにかく濃い![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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日本酒の歴史的文献を読み込み、お酒でも体現しているお二人からの
含蓄ある話に、一言も逃すまいと聞き入る参加者の様子が印象的でした。
セミナー、トークショーの後は、両蔵一押しのお酒を楽しみつつ
交流の時間も設けましたよ。
甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、それぞれをテーマにした
ペアリングフードもご用意![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
相反する味わいの日本酒を造っていますが、
互いに超リスペクトし合っているお二人![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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なせこの酒なのか、地域性と共にストーリーを持ってブレずに伝えることができる、
確固たる軸を持っているか否か、大切なポイントの一つ。
俯瞰して業界を見ているお二方の今の日本酒の風潮に
一石を投じる愛ある本音トークが、また心地よかったです![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
剣菱と風の森、意外性しかないコラボレーションに、
まず皆様驚きの反応をいただきましたが、
セミナー後、これまで開催されてきた様々な日本酒セミナーの中で
過去一素晴らしい内容だった、とのご感想を
数名から頂き…企画してよかった、と心から。
後日このセミナーについて、日本酒の機関誌、
酒蔵萬流で3ページに渡り記事にしてくださいました。
ボリュームありすぎる内容を上手くまとめてくださった、
関係者の皆様に、心より感謝![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
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よろしければ、お手にとってみてくださいね。
これからも折を見て、上方酒の素晴らしさも伝え続けていきたく思います。
関わってくださるすべての皆様、本当に有難うございました![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)
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