またまた遡ってになりますが、3月14日、赤坂にて、
剣菱、風の森の蔵元お二人と、専門家向け日本酒セミナーを三人で主催しました。

 

 

 

 

きっかけは、油長酒造にあるフレンチレストラン、アプリュスで
山本長兵衛社長と食事をしながらの会話。
 
兵庫と奈良、日本酒の歴史において、礎を築いた地でもありますが、
その存在がどんどん薄れている気がしていて。
 
今一度、西の酒の底力を伝えたいんです!と、奈良酒や灘酒の魅力、
剣菱の素晴らしさについてなど話していたら、
「白樫社長となら一緒にイベントしてもいいですよ」と思いもよらぬ一言!!
 
剣菱酒造の白樫政孝社長も「山本社長とならぜひ!」と快諾くださり、
これは夢か現実か?!と心の中で狂喜乱舞しながら、お酒の神様に感謝ラブラブ
 
そこから三人で会場を探しつつ、各方面に相談を持ち掛けたり、
どんな構成、内容にするか打ち合わせを重ね、
発案から一年半がかりで開催へとこぎつけました。

 

 

 

 

平日昼間にも関わらず、メディア、酒販店、トップソムリエ、
ジャーナリストなど錚々たる方々50名以上にお集まりいただき、
本当に有難かったです。
 
上方酒の歴史的背景や日本酒の多様性を知っていただきたいと、
お二人それぞれから、奈良酒、灘酒の歴史や蔵の取り組みについて、
そして三人でのトークショーでは、日本酒専門家の方々も
あまりご存知ないような、奈良や灘の地域特性から、
日本酒の未来を見据えた課題まで…。とにかく濃い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

日本酒の歴史的文献を読み込み、お酒でも体現しているお二人からの
含蓄ある話に、一言も逃すまいと聞き入る参加者の様子が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナー、トークショーの後は、両蔵一押しのお酒を楽しみつつ
交流の時間も設けましたよ。

 

 

 

 

 

 

甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、それぞれをテーマにした
ペアリングフードもご用意音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相反する味わいの日本酒を造っていますが、
互いに超リスペクトし合っているお二人!!
 
なせこの酒なのか、地域性と共にストーリーを持ってブレずに伝えることができる、
確固たる軸を持っているか否か、大切なポイントの一つ。
 
俯瞰して業界を見ているお二方の今の日本酒の風潮に
一石を投じる愛ある本音トークが、また心地よかったです音譜

 

 

剣菱と風の森、意外性しかないコラボレーションに、
まず皆様驚きの反応をいただきましたが、
セミナー後、これまで開催されてきた様々な日本酒セミナーの中で
過去一素晴らしい内容だった、とのご感想を
数名から頂き…企画してよかった、と心から。

 

 

後日このセミナーについて、日本酒の機関誌、
酒蔵萬流で3ページに渡り記事にしてくださいました。

 

 

 

 

ボリュームありすぎる内容を上手くまとめてくださった、
関係者の皆様に、心より感謝ラブラブ
よろしければ、お手にとってみてくださいね。
 
これからも折を見て、上方酒の素晴らしさも伝え続けていきたく思います。

 

 

関わってくださるすべての皆様、本当に有難うございましたニコ