お世話になっている、ロータリークラブの
日本酒好きの皆様有志による
「ロータリークラブ日本酒部」が発足、
第1回が開催されました。
 
場所は、赤坂四川飯店。

 

 

四川料理と日本酒のペアリングをお楽しみいただこうと、
私も企画側でお手伝いいたしましたが、
経営者の皆様中心に、50名以上の方々がご参加くださいました。

 

 

 

 

私は、日本酒のセレクト、ペアリング検証、当日の解説を担当しましたが、
様々なタイプの日本酒5種類をセレクトしましたよ。
 
紀土純米大吟醸スパークリング
富久長と
〆張鶴 純 
達磨正宗3年熟成 
土田きもと 

 

 

 

 

 

鈴木広明総料理長からの、ご挨拶もありました。

 

 

スペシャルなメニューを、ありがとうございます!!

 

紀土スパークリングで乾杯したあとは
「富久長と」に、四川飯店の名物メニュー、
薄切り豚肉の辛味ソースを合わせました。

 

 

 

 

このお酒はなんと、四川料理に合う日本酒、として造っているんです!!
 
そして、基本中国への輸出向けで、
日本では流通していないのですが、今回特別に
蔵元の今田美穂さんからお送りいただくことに。
 
富久長の海風土と同系統の味わいで、
クエン酸の酸味がしっかり感じられる、
白ワインに近い風味。
 
皆さん、「美味しい!料理に合う!これが日本酒?!」など、口々に。
エビチリにも合わせましたが、このペアリングが一番好き、
とのお声もいただきましたよ音譜

 

また、〆張鶴の純を選んだ理由は…、
以前イラストレーター安西水丸さんがこよなく愛され、
カレーと〆張鶴の純を楽しむカレー部を開かれていて。
思い出のお酒でもあるのですが、
スパイシーな料理と〆張鶴の純が合う、というところから、
今回、四川料理にも合わせてみました。

 

 

 

 

よだれ鶏や、茄子の四川田舎仕立て、
帆立と黄ニラの青山椒香り炒めには、黒胡椒を味変でかけて、アクセントに。
 
それぞれに優しく寄り添い、スパイスの香りや辛味を引き立たせながら、
味わいを一つにまとめてくれる、絶妙なバランスとなりました。

 

 

 

達磨正宗は熟成酒のパイオニアだけあり、
コクと旨味が凝縮され、メインの肉料理にも負けないボディラブラブ

 

 

土田は3種類の料理に合わせましたが、
初めて飲んだけれどとっても美味しい!との声多数で、大好評音譜音譜
 
フカヒレの姿醤油煮込み、季節魚の蒸し物、
陳麻婆豆腐とご飯にもピッタリ!!

 

 

 

 

 

四川料理と日本酒を合わせる、という体験は初めてという方々ばかりで、

皆様の笑顔からも、ご満足いただけたのが伝わってきました。

 

 

中には、案内が来た時に「赤坂四川飯店で日本酒会?

店名間違えているのかと思った。」と仰る方も(笑)

 
私は普段から、あらゆる料理と日本酒のペアリング会を企画しているので、
当たり前の感覚になってしまってましたが、
改めて、大半の方々は、日本酒には和食のみ、
のイメージをお持ちなのだと認識。

 

 

日本酒が、国内の全アルコール消費量の5%以下であることに危機感を持ち、
応援しようと立ち上がってくださった皆様に感謝しつつ、
幅広い楽しみ方を、今後もお伝えしていければと思っています。

 

 

次回はイタリアンとの企画、今からどんなお酒を
セレクトしようかとワクワク音譜
 
まずは、第1回の成功、有難うございましたニコ