日本酒総合研究会にお声がけいただき、参加。



日本酒業界関係者向けの勉強会ですが、
この日は、笹山繭子さんによる、スペインの日本酒事情、
松崎晴雄さんによる、急拡大する海外の清酒製造視察報告、
のお話をお伺いしました。



スペインでは、ここ1.2年ほどでようやく
日本酒への関心度が高まってきつつあるのだとか。

和食とスペイン料理、共通項も結構多く、
日本酒の可能性は今後も広がっていくのでは、と
長年スペインで日本酒のプロモーションを
手掛けてきた笹山さんのお話、とても興味深かったです。

そして現在海外では、70~80の清酒蔵があるのでは、と松崎さん。



海外のSAKEの変遷や、現在のSAKE事情について、
たっぷりお話くださいました。



懇親会は、東京国際フォーラムにある「宝」にて、
松崎さんが世界各国で調達されたSAKEを飲み比べましたよ。



アメリカ、ブラジル、ベトナム、スペイン、フランスと、全部で13種類。







日本で造られる日本酒にはないような香りがするものもあったり、
中には日本で造っている日本酒と遜色ない味わいのものがあったり…



全体的には、10年前に比べるとかなりレベルが
上がっているという印象でした。





こちらのお酒、ライターの浅井直子さんがお持ちくださったもの。



シリコンバレーで造られていて、原材料に米が使われていません!!

将来温暖化で米が作れなくなった時に、
米を使わずSAKEができるか、と実験的に造ったものだそう。

そこまで先を見越したSAKEが造られていたとは驚きでしたが、
何となく日本酒っぽい味わいもありましたよ。

他にも、勉強会に参加されていた蔵元さんが持参された日本酒も。






皆さんで意見交換しつつ、とても有意義な時間をなりました。

海外産の貴重なSAKEをこんなに沢山飲み比べできる機会はそうありませんし
お声がけに心より感謝ですラブラブ



また今後10年で、大きく進化していくのでしょうね…
これからも定点観測していければ、と思っています!

有難うございましたニコ