神社本庁主催の、マスコミ向け伝統文化セミナーへ。
 
今回は、赤坂にある日枝神社が会場でした。

 

 

 

 

ちょうど、夏越の大祓の時期と重なり、茅の輪がありました。

 

 

 

 

御朱印もいただきましたよ。
 
まずは本殿で正式参拝し、宝物殿などご案内いただいたあとに、セミナーを。

 

 

 

 

 

 

 
「関東大震災100年‐震災復興と神社、神職ー」と題した、
國學院大學教授の藤本頼生先生による講座を受けました。

 

 

 

 

関東大震災の際、ちょうど昼時であったことから、都心は火災が広がり、
神社も多く被害を受けたとのこと。
 
その中でも日枝神社は、熱風が凄まじい中、
バケツリレーでなんとか延焼を食い止めたのだそうです。

 

 

有楽町のあたりから築地までも、広範囲に渡り焼けましたが、
その後靖国神社などの参道にバラックが建てられ、
数年避難生活をしていた人達がいたのですね。
一時的に、かなり立派な銭湯まで作られていて、驚きました。

 

赤い部分が火災の被害にあった場所です。

 

 

当時の様子をリアルにお伝えいただき、
人々がどのような心持ちでこの震災と向き合い、
一から生活を立て直していったのか、
疑似体験をしているような感覚でした。
 
歴史をを振り返る、知る事も大切ですね。
 
我々が生きている間に、関東での直下型地震が
起きる可能性もあるでしょうし、
過去からの学びを現在に生かせるよう、
改めて何をすべきか考える機会となりました。
 
貴重な場を、有難うございましたニコ