4月に遡りますが、一泊二日で奈良県桜井市を巡る旅へ。
桜井市の地域創生へと動き始めたチームでお伺いしましたよ。
まずはランチで訪れたのは、ひらまつが展開している
「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」。
大和野菜など奈良県食材をふんだんに使った
フレンチが頂ける店を兼ね備えた、オーベルジュです。
まずは、日本酒カクテルからいただきましたよ。
奈良の日本酒も数種類ラインナップされていたので、折角の機会ですし
料理に合わせながら頼んでみました。
奈良の春野菜とばあく豚、金目鯛のリゾットには、
「花巴 Jun Dai Dai 山廃無濾過生原酒」を。
酵母無添加でじっくり発酵させただけあり、
コクと酸味がしっかりありつつ、
柑橘系の爽やかさも感じる面白い設計。
また、メインの鴨料理には、
大倉の「ROSA ROSA ローザロッサ 紅ロマン」
赤米を使用していて、精米歩合95%、アルコール度数16度の生酒。
こちらも個性的な味わいですが、
チャーミングな酸味と倭鴨の旨味がよい相性でした。
外の自然を眺めながら、ゆったりと談笑しつつ素敵なひととき
盛り付けも美しくて、素材を活かした味付けで
とても美味しかったです
そのあとは、安倍文珠院へ。
大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院で、
御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名な文殊菩薩。
日本最大(約7m)・快慶作の国宝になっています。
中の撮影はできませんが、美しい菩薩様を拝ませていただきました。
また、住職自ら出てきてくださり、お話を伺ってお抹茶を一服。
平安時代の陰陽師・安倍晴明がお祀りされている
方位災難除けの金閣浮御堂や
特別史跡の古墳などもありましたよ。
奈良は、日本最古の〇〇、〇〇発祥の地、がありすぎて、
地元の方はあまり特別感がない…と仰いますが、
お話をうかがうほどに、日本の歴史が途絶えず
そのまま残っている素晴らしい土地だなぁと
訪れる度に感じています。
奈良レポート、まだまだ続きます