東京ミッドタウン八重洲にて、
新政酒造主催のイベント「Fermentopia 2023」
が開催され、お伺いしました。

 

 

平日のAcademic Phaseでは発酵食品・発酵飲料や
それにまつわる様々な産業の第一人者が集まり、
「発酵のちから」をテーマにした
様々なワークショップやシンポジウムが開催されていて。

 

 

私は7日に開催された「桶樽文化をつなぐ人たち」のシンポジウムに参加。

 

 

最後の桶氏と言われる、ウッドワークの上芝雄史さん、
ヤマロク醤油の山本康夫さん、剣菱酒造の白樫政孝さん、
新政酒造の相馬佳暁さんが登壇。
 
昭和の時代、衛生面や価格の安さなどから、
国の後押しで木桶からホーロータンクへという動きがあり、
途絶えかけていた桶樽文化でしたが、
やはり木桶仕込みの醤油や味噌などの方が美味しいとの
一流シェフなどの声やグルメブームの波に乗り、
少しずつまた木桶に注目が集まるように。
 
山本さんが上芝さんに新樽を依頼したのですが、
新樽の依頼自体、戦後初めてだったとのことで、
上芝さんが最後の桶氏と言われていた理由も分かります。

 

 

現在では、ヤマロク醤油や剣菱酒造、
新政酒造などが上芝さんからの技術を受け継ぎ、
社員に桶氏がいるところまできています。
 
剣菱の瑞祥(10~15年熟成の純米酒をブレンド)を頂きながら、

 

 

1時間のシンポジウム、裏話も色々ありつつ有意義な内容でした。

 

この木桶は、このイベントの為に相馬さんが5日間で作ったとのこと!!

 

 

久々にお会いしましたが、すっかり桶氏としての佇まいビックリマーク

 

そして、この日はsioの鳥羽シェフ考案の料理がいただけたり、
このイベント用に醸された新政No6が用意されていたり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣菱も合わせて8杯頂いてしまいましたが、どれも美味しかった~ラブラブ
 
新政グッズも人気で、Tシャツはほぼ完売だったり、チョコや絵画など…。

 

 

 

 

 

 

広々したスペースで、アートな空間に、さすがは佐藤祐輔社長だなと。

 

 

 

 

1酒蔵で、ここまでのイベントを主催できることも凄いし、
平日にも関わらず、関東圏以外からも多くの新政ファンが参加していて、
ほんと、祐輔さんの引き寄せ磁石の力がすごすぎる!!
 
お酒好き仲間な皆様にも沢山会えたし、
色々と刺激をもらえた時間となりました。
ありがとうございましたニコ