先日、國平米を使った日本酒のセミナーが
飲食店向けに開催され、お声がけいただきました。

 

 

國平米は、生産者の國平恭史さんの名前から命名されていて、
國平さんは、現在岡山県赤磐市で雄町や飯米のきぬむすめを作っています。
 
國平さんは、大学卒業後、PR代理店などで働いたのち、2011年に飲食業に転身、
そして、ご出身の赤磐市が雄町の一大生産地であることから、
なんとしても雄町を自分で作りたいと一年発起、
周囲の反対を押し切って、2017年から本格的に米作りを始めます。

 

 

 

 

有機肥料で除草剤も使わず、一人で米作り。
國平さんを何とか応援したいと、狛江にある地酒屋さん、
籠屋秋元商店の秋元さんや横山さんが全面的に応援、
2020年から、國平米を使ったオリジナルの日本酒を、
想いに賛同した蔵元達と造ることに。

 

 

 

 

現在、写楽、出雲富士、乾坤一、磐城寿の4銘柄がありますよ。
 
写楽、出雲富士、乾坤一の蔵元さん達も来場し、お話伺えました。

 

image

 

 

 

 

飲み比べもしましたが、精米歩合や造り方が蔵それぞれなので、
個性の違った味わいが楽しめます音譜
 
昨年の國平米は、気温が高すぎたということで
硬めではありますが、収量もよく、全量一等米とのこと。
 
収穫した國平米は、0.85mm、2.1mmの網の目を2回、
合計3回通して、その大きさ以上のものを出荷しています。
 
今はまだ、専業農家としては成り立たず、
夜は24時間スーパーで働きながら生計を立てていると國平さん。
 
今後は、設備投資をして収量を増やしていくとともに、
同じような志を持つ仲間を増やしていけたら、
そして、國平米=品質の良い雄町、と
認識されるまでにもっていきたい、とのこと。
 
直接お話を伺えて、彼の情熱がストレートに伝わってきましたし、
ぜひ応援していきたいですね。

 

 

國平米のシリーズ、日本酒に力をいれている飲食店などでよく見かけますので、
機会あればぜひ、飲んでみてください!!
 
以前から何度か飲んだことがあり気になっていたので、
國平さんに直接お会いできて光栄でした!
 
お声がけ、有難うございましたニコ