ヴィーガンのイメージが、180度変わりました![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
先日「ヴィーガン・ガストロノミー」発刊記念イベント
“FESTA VEGANA”にお声がけ頂き参加。
銀座の資生堂ビル10階にあるイノベーティブレストラン、ファロ。
能田耕太郎エグゼクティブシェフが、
12月に「ヴィーガンガストロノミー」を出版され、
その記念イベントが開催されました。
フードライターや食にまつわる専門家の方々とご一緒しましたよ。
新生「ファロ」オープン当初より、サステナブルなレストランを目指して
特に力を入れている挑戦のひとつ、ヴィーガンメニュー。
“制限ではなく新しい表現”であると能田シェフ。
お料理をいただき、まさにその可能性を感じることができました。
ヴィーガンのコースにノンアルカクテルでペアリング。
お酒を飲む人達用に、ナチュールワインもご用意くださり、両方楽しみながら![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
タルト3種類、なんて春らしい一皿なのでしょう![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
菜の花のタルト・ビーツと梅ドーム・ニンジンのタルト
カクテルは、ブラッドオレンジ、ハイビスカス、紅茶コンブチャのブレンド。
(左側は、シャンパーニュ)
甘さ控えめでさっぱり、お料理によく合いました。
ヴィーガンチーズ (プレーン・黒胡椒・パプリカ・白カビ・青カビ)
見た目はチーズそのものですが、カシューナッツをベースにしていて、
乳製品は一切使われていません。
食感も風味も、チーズに近いものがありましたよ。
チーズには、甘酒、グレープフルーツ、抹茶をブレンドしたカクテルを。
(器は、岐阜県 美濃焼 丸克陶苑)
この甘酒は能田シェフが、米ではなくパンと麹で発酵させて作っているんです。
パンならではの独特の酸味が感じられ、
チーズの酸味やコクとの掛け算が面白い![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
タリアテッレ・ヴィーガン・ボロネーゼ
タリアテッレは小麦を使わず、食感を出すためタピオカが入っていますよ。
メインは、蓮根のロースト。5色のパウダーは、野菜やきのこを粉末にして。
塩を使っておらず、ソースは野菜の端材をフォンドボーの調理法で煮詰めており、
旨味しっかりで食べ応えあり本当に美味しかった![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
こちらに合わせたのが、黒ビール風カクテル。
発酵させたノンカフェインコーヒーに炭酸水を注いで完成。
まさにギネスビールのような風味が感じられて、蓮根の土の風味とピッタリ![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
デザートのチョコバナナサンデー。
こちらも、動物性食品は一切使わず、
クリームは豆乳とオーツミルクをベースにしています。
チョコレートのソルベは、炭酸水を使うことで乳化させ滑らかな口当たりに。
そして、やんばるの森で自然農法で育った希少な幻のバナナ。
濃厚すぎる甘味に驚き、本当に美味しかったです![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
調理過程で出る食材の端材などを余すことなく、味噌などの発酵調味料に変化させ、
極力食品ロスを無くし、地球に優しいライフスタイルを提案していきたい、
という能田シェフの考え方、まさに仰る通りと、心から賛同しました。
今回一つ感じたのは、コオロギや代替肉も良いけれど、
今この世にある食べ物を廃棄することなく消費する、
工夫や仕組みを考えるほうが先なのでは、と。
そして、非常にレベルの高いヴィーガンの料理をいただき、
動物性の食品でなくともこんなに満足できるんだと、心から感動、
ヴィーガンへの扉が開いた、記念すべき日となりました。
頂いた書籍も、美しい写真がいっぱい。ゆっくり拝読したいと思います。
必ずや近いうち、再訪したいお店ですね。
本当に貴重な機会を有難うございました![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)
![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)