福島県岩瀬郡天栄村で、廣戸川を造る松崎酒造へ。

 

 

 

 

福島での日本酒プロジェクトの仕事で、
6代目の蔵元杜氏でもある松崎祐行さんとも色々やり取りをしていたのですが、
現地で移動中にたまたま酒蔵の近くを通り、
タイミング良く酒蔵を見学させていただくことになりました。

 

 

松崎さんはこの日、蔵にいらっしゃらなかったのですが、
お母様や蔵人の皆様がご案内くださいましたよ。
 
明治25年、天川村で創業し、昔ながらの手仕事を大事に
敷地内に流れる仕込み水を使って、丁寧な造りをされています。

 

 

 

 

酒蔵の中では、地元の若い蔵人達が作業をされていて、
どこを見ても清潔感に溢れていました。

 

 

 

 

 

天栄村酒造好適米「夢の香」をメインに、
純米から大吟醸まで福島流の吟醸造りを大切にしていますが、
その夢の香を使った大吟醸が、全国新酒鑑評会で金賞を受賞したことは
とても嬉しく、自信に繋がった、と以前松崎さんも仰っていましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい瓶詰ラインも見せていただきましたが、
最後まで手を抜かず、美味しいお酒を届けたい、という想いが伝わってきますね。

 

 

 

 

分析室も、最新の機械を導入されていました。

 

なのですが…、ラベル貼りは、なぜか今も手貼りで一枚ずつ貼っておられると!

大変な作業ですね…!!

 

売店もあり、現地でしか販売していない「石背(いわせ)」を購入。

 

 

 

後日、東京で福島県の日本酒と発酵イタリアンのペアリング会を企画した際も、
この石背を皆さんにご紹介したく、ラインナップにいれました。

 

 

周囲は田んぼと山が広がる自然豊かな地域。
ここで廣戸川は生まれていたんだな…と、感慨深い気持ちになりましたラブラブ
 
最後に写真を撮っていただきましたが、

 

 

遠慮して蔵の入り口で、と思ったら、中でも撮りましょう、と
ご案内くださった高橋さんやお母様が仰ってくれて。

 

 

お言葉に甘え、蔵の中でも一枚!

 

蔵の皆さんの温かいお人柄にも触れ、やりとりや雰囲気を見ていて、
まさに和醸良酒を体現されている酒蔵だな、と感じましたよ。
 
これからも応援していきたく思います!
貴重な機会をありがとうございましたニコ