今日は、神社本庁主催のマスコミ向け伝統文化セミナーへ。
今回は、withコロナに健康を祈る、がテーマ。
元鶴岡八幡宮教学研究所所長の加藤健司氏による「年中行事~邪を払う~」
神社本庁総合研究部長 参事の浅山雅司氏による「人生儀礼~厄と祝い」
と、大変興味深いお話でした。
続日本紀や養老令など様々な文献の資料をもとに、
昔から疫病が流行った時代を中心に、多くの厄祓いの祭りが行われていたこと、
特に奈良の大神神社の鎮花祭は桜にまつわる祭りですが、
桜と日本人がいかに密接な関係なのか、
改めて知る機会となりました。
この世に生まれてから亡くなるまでの人生儀礼や節供など、
人生や一年の節目に祝ったり祈ったり、
それぞれに深い意味合いがありますし、
健康に、安全に、幸せに生きている日々に感謝しつつ、
心に余裕をもって、こうした日本の年中行事も大切にしていきたいな、
そして伝えていきたいな、と強く感じた一日にもなりましたよ。
来年主催の酒蔵ツアーや、日本酒セミナーの際など、
参加者の皆さんにシェアしていきたく思います!
いちょうの木々が光に反射して、美しかった
貴重な機会をいただき、有難うございました