岩手県八幡平市にある、わしの尾醸造元にお伺いしました。
工藤朋社長がご案内くださいましたよ。
東京大学工学部を卒業後、現在は八代当主として、
地元の方々に愛される酒造りをされています。
わしの尾で使用される米は岩手県産がメイン、
八幡平市内に自社田も持っています。
普通酒の生産量割合がとても多く、流通もほぼ地元中心。
お話を伺っていても、高品質で地元の人達に愛される酒をどう造っていくか、
日々切磋琢磨されている印象を受けました。
酒造りへの敬虔な想い、神聖な空気感が伝わってきました。
麹造りも箱麹で、丁寧に造られています。
きもと造り用の半切り桶もありましたよ。
こちらの映画、影裏。
わしの尾の日本酒が大切な場面で出てくるそうで、観てみたいですね
岩手県二戸市の浄法寺塗の酒器を出してくださいました。
片口もぐい吞みもサイズの大きさにびっくり
これだと、たっぷり入るのでいいですね~
今、日本で使われている漆は98%以上が
中国などから輸入されていて、国産の漆はわずか2%弱。
国産漆は岩手県で栽培されていることもあり、
それを使った漆器はとても貴重です。
岩手県で開発された酒造好適米、
結の香を使用したわしの尾もとっても美味しかった
工藤社長の解説をいただきながらの
テイスティングは、贅沢な時間でした。
奇をてらわず、実直に地に足をつけて酒造りに邁進されている様子を
垣間見ることができ、とても有意義な時間となりました。
このあとは、近くのお店でわしの尾の
楽しいペアリングをいただきましたよ
レポートは、また次回