五反田にある広島お好み焼き&広島日本酒が頂ける「ほじゃひ」にて、
広島の「大号令」「於多福」の2蔵の会があり、参加しました。



広島県熊野町、大号令の馬上酒造と、東広島市安芸津町の酒蔵 於多福、関西一の柄酒造、
若き杜氏お二人の東京イベントデビュー、
企画された広島ご出身編集者の神吉さんが見守る中、
お二人で質問し合いながら、酒造りへの想いを話してくださいました。

ほじゃひの定番お料理も頂きながら、という贅沢な機会音譜





大号令の村上杜氏は、竹鶴酒造で10年、滋賀の北島酒造で4年
酒造りをしたあと、広島で酒を造りたいと、
造りを休業していた馬上酒造の門を叩き、
社長に直談判、杜氏として酒造りを再開することに。



味わいは、竹鶴や北島のように、骨格のしっかりとした
燗酒でより真価を発揮しそうなフルボディタイプ音譜





一方、於多福の柄さんは、西日本豪雨で蔵が被災、
お父様は酒造りをやめる事も考えましたが、
どうしても蔵を存続させたいとの想いで、
東京から広島に戻り、父親に教わりながら酒造りを始めます。



酒造り2年目の今期、父親から「お前が杜氏として酒造りをやれ」と言われ、
試行錯誤しながら造った、という杜氏として初めて搾ったお酒を
お持ちくださりいただきましたが…、とっても美味しい!!



程よい華やかさな香りもありつつ、甘みと酸味のバランスもよくて
ついつい杯が進む綺麗な味わい。

これからの進化が楽しみだな…と思っていたら、
つい先日発表になった全国新酒発表会で、柄さんのお酒が金賞に!!

酒造り2年目、杜氏として初年度で金賞は本当にすごい!
ご本人からも「ビックリしすぎて一日中フワフワと変な感じです…
今後も継続できるよう、美味しいお酒を醸せるよう日々精進します」
とのご連絡いただきました。まだ造っている量は少ないのですが、
ぜひ出会ったら飲んでみてくださいね。


疋田さんのお好み焼きも、いつもながら最高ラブラブ



酒ジャーナリスト、松崎晴雄さんからのテイスティングコメントも!


若い造り手さん達の創り出す世界観、こうして触れる機会を
いただけるって幸せなことですね。



お声がけに心より感謝です!
ごちそうさまでしたニコ