7月19日から9月6日の約1月半、
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催にあわせて、
東京都主催「Tokyo Tokyo ALL JAPAN COLLECTION」が、
有楽町にある東京スポーツスクエアにて開催されています。
東京をはじめ、日本が誇る豊かな食、お酒、伝統工芸や最先端テクノロジーなどが集結し、
見て、触れて、購入できる場となっていますが、
その中の「夏の全国特産品マーケット」ブースにて、
光栄にも日本酒、リキュール、スピリッツの監修、セレクトをさせていただきました。
全国北から南まで幅広く、全部で５０種類ほど。
夏にも美味しくいただける夏酒、スパークリング、スッキリ辛口酒、
また、大吟醸などフルーティーなタイプから、にごり酒や菩提もと造り、
ラベルデザインが目を引くお酒など、外国人の方にも手に取りやすそうな
ラインナップを意識してみました。
本格的に動き出したのが1か月前、そこから各県のアンテナショップから頂いた
推奨銘柄リストを参考に、条件面の確認や流通の調整、事務局とのやり取り、
各蔵への打診などなどなど…。
かなり限定された環境の中で、二転三転ドタバタしつつ、
皆様のご協力あり、何とか19日を無事迎えることができました
中には私の状況を察し、今時間あるから！と出品酒リストを
エクセルで作成くださったりと色々助けてくださる蔵元もいらして、本当に有難く…（泣）
準備期間から人の温かさに沢山触れることができ、感謝、感謝です…
この建物の2階がオリパラ期間中、海外からのプレスセンターになっていて、
すでに外国人の方が日本酒まとめ買いしてくれたとの報告も
沢山お土産にも買って帰っていただきたいですね
素敵なお酒ばかりなのですが、今回、特に都内ではここでしか手に入らない、
という銘柄が２つあるのでご紹介しますね。
まずは、福島県南相馬市小高区で、昨年2020BYから酒造りを始めた新しい酒蔵、
haccobaの、はなうたドロップス。
東洋のホップ”唐花草”を使用し、幻の製法”花酛”を再現したどぶろくなんですよ
甘酸っぱい味わいが特徴的で、ソーダ割りでも楽しめます
生産数量も少なく、12本限定ですので、どうぞお早めに
ここは、東日本大震災で原発の影響を受けて、
一時人口が避難でゼロになった地域。
そこから発信できる社会的メッセージもありますし、
復興への熱い想いで若い蔵人たちが造っていますので、
ぜひ召し上がっていただきたいです
そして「こんにちは」。
七清水農園醸造所は、シンガーソングライターの、かの香織さんが社長を務めていて、
宮城県栗原市にある、1757年創業はさまや酒造店がご実家でもあります。
蔵は休業状態でしたが、かの香織さんが歴史の火を消さないよう、
同じ栗原市内にある萩野酒造の場所を借りて、酒造りを続けています。
かの香織さんは、音楽と酒造りには共通点があると仰っていましたが、
音楽を愛するかのさんが、お酒ではどのように想いを表現されているのか、
ぜひ五感で感じてみていただきたいですね！
来年の冬からは自社の酒蔵で酒造りが再開できるよう、
現在復活に向けて準備中とのことで、これからも注目していきたく思います。
他にも、つい先日発表になったフランスで開催された日本酒コンクール、
Kura Masterにて賞を獲得した銘柄も色々ありますし、
地域それぞれの味わいをお楽しみいただければ嬉しいです
地ビールもありますよ！
また、４７都道県の特産品、伝統工芸、お米、和紅茶、お花など、
様々なラインナップが揃ってます
石垣島のお米、なんと今年の新米なんです
ブルーの備前焼、初めて見ましたが、美しいですね
期間中何度も足をお運びいただければ嬉しいです
このイベントをご紹介するYoutube動画も先日撮影しましたので、
アップされ次第またお伝えしますね。
ブースを回っているだけで、全国旅しているような感覚に
コロナ対策も徹底しているので、ぜひお越しください