神楽坂にある「HASABON」へ。
燗付師の多田正樹さんが立たれるということでお声がけいただきました。
 
自粛期間中ということもあり17時スタート。
カウンターのみの木造建築で、ほっと落ち着く空間です。
 
 
フレンチのコースに合わせて、多田さんが燗酒を出してくださいましたよ。
 
 
一杯目は、なんと梅酒と日本酒をブレンドし燗酒にビックリマーク

アルコール度数も軽めで、梅酒の甘酸っぱい酸味が心地よく、
スターターとして素晴らしい一杯音譜
 
カマスの炙りと白子、黒豆ペーストと合わせて…。
お酒の酸味との相性がいいですね!
 
こちらのスープは、具沢山で体の芯から温まりほっこりとした気分に。
大ぶりのはまぐりにあまっこキャベツ、グリーンピース、
そしてフェンネル、ネギオイル、エスカルゴバターが入っています。
はまぐりの出汁も効いていて、じんわり滋味深く体が喜ぶ感じラブラブ
 
こちらは、なんともおしゃれな風呂吹き大根!!
鹿のミンチ、サワークリーム、じゃがいものピューレが乗っています。
この発想は、なかなかないですよね…!
七本槍の骨格がしっかりした3年熟成の純米酒と、サワークリームの酸味が料理を繋いでいます。
 
魚料理は、サワラのロースト。
白味噌と柚子のジャムでいただきます。
菜の花も春の訪れを感じさせますね。
 
 
そしてメインは福岡の漢方牛。
発酵したブラウンマッシュルームの泡と春菊のピューレを添えて。
すき焼きをイメージしているとのこと!
 
 
ホワイトチョコのパルフェには、いちごもたっぷりラブラブ
 
まるでメロン果汁のような液体、勝山の日本酒に合わせていただきましたよ音譜
 
抹茶ラテ用に、好みの器を選びます。
 
 
器にも惚れ惚れ音譜音譜
というのも、こちらは、ふしきのの店主だった故宮下祐輔さんのお店。
 
酒器にとてもお詳しく、ご自身でもプロデュースした酒器も作られています。
 
宮下さんとのご縁は長く、多田さんと一緒に宮下さんの自宅で、
宮下さんコレクションの様々な酒器で燗酒の検証をしたのは20年近く前。
今でも大切な時間として心に刻まれていますキラキラ
 
現在は、宮下さんの奥様、幸子さんがこちらのお店を継いでいらっしゃいますよ。
 
二階はギャラリーになっていて、お茶を点てられる床の間も。
 
 
 
 
体に染み入る優しい味わいのフレンチに、多田さんの燗酒…。 
上質な空間で、最高のひとときに感謝ラブラブ
 
また別の季節にも伺いたいですね。
ごちそうさまでしたニコ